「落とした食べ物は3秒以内」に食べても大丈夫なの?菌が付着しやすい食べ物も解説!

「落とした食べ物は3秒以内」に食べても大丈夫なの?菌が付着しやすい食べ物も解説!

落とした食べ物を食べ続けるとどんな病気になりやすい?

落とした食べ物を食べ続けるとどんな病気になりやすい?

菌が付着した食べ物を摂取すると、食中毒をはじめとする感染症を発症することがあります。ここでは代表的な病気について解説します。

サルモネラ感染症

サルモネラ菌によって起こる食中毒で、腹痛、下痢、発熱などが主な症状です。汚染された食品を摂取することで発症します。多くは自然に回復しますが、症状が強い場合は医療機関での点滴治療が必要になることもあります。内科や消化器内科を受診しましょう。

病原大腸菌食中毒

病原性をもつ大腸菌が原因で、下痢や腹痛、血便を伴うことがあります。種類によっては重症化し、合併症を起こすこともあるため注意が必要です。強い腹痛や血便が見られる場合は、速やかに医療機関を受診してください。

カンピロバクター腸炎

カンピロバクター菌による腸炎で、発熱、下痢、腹痛などが数日続くことがあります。潜伏期間が比較的長いのが特徴です。多くは対症療法で改善しますが、症状が重い場合は抗菌薬治療が検討されることもあり、内科や消化器内科が受診先となります。

「食べ物の3秒ルール」についてよくある質問

「食べ物の3秒ルール」についてよくある質問についてよくある質問

ここまで食べ物の3秒ルールについて紹介しました。ここでは「食べ物の3秒ルール」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

落とした食べ物を食べたことが原因で食中毒を発症することはありますか?

木村 香菜(医師)

可能性はあります。必ずしも発症するわけではありませんが、落とした場所や食品の状態によっては、食中毒の原因となる微生物が付着していることがあります。体調や免疫状態によって症状の出方も異なるため、基本的には食べない判断が安全です。

まとめ

食べ物の「3秒ルール」は科学的根拠に基づいた安全基準ではありません。落とした瞬間に菌が付着する可能性はあり、時間に加えて、場所と食べ物の性質が重要です。
[Image illustrating bacterial transfer from floor to food: showing that moisture and surface type affect contamination speed more than just time]
特に子どもや高齢者では重症化のリスクもあるため、迷った場合は食べない選択が安心です。

「食べ物の3秒ルール」と関連する病気

「食べ物の3秒ルール」と関連する病気は3個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

消化器内科系

食中毒ウイルス性胃腸炎

細菌性腸炎

落とした食べ物を摂取すると、これらのような病気のリスクが高まってしまう可能性があります。

「食べ物の3秒ルール」と関連する症状

「食べ物の3秒ルール」と関連している、似ている症状は3個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

下痢

腹痛嘔吐

細菌やウイルスに汚染された食べ物を食べると、これらのような症状が現れることがあります。

参考文献

Busting a hygiene myth: the 3 second rule-Queensland Government

Longer Contact Times Increase Cross-Contamination of Enterobacter aerogenes from Surfaces to Food. Appl Environ Microbiol. 2016

サルモネラ感染症-国立健康危機管理研究機構

病原大腸菌食中毒-公益社団法人日本食品衛生協会

カンピロバクター腸炎-日本感染症学会

あわせて読みたい

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。