友人の心配は、本心?
マコとは学生時代からの付き合いで、何でも話せる親友だと思っていました。不倫のことも真っ先に相談した相手です。 でも最近のマコは、まるで「卓が不倫していること」を前提に会話を進めてきます。
「美南に幸せになってほしいから私も気になるんだよ。男って一度不倫の味をしめたら、もう治らないっていうし」
マコの言葉が、毒のようにじわじわと私の心に浸透していきます。 本当は、そんなこと聞きたくない。信じたいと思っている私の邪魔をしないでほしい。 でも、言い返せない自分にも腹が立ちます。
マコが卓を不倫常習犯に仕立て上げて話す間、私のアイスティーはどんどんぬるくなっていきました。私を思ってくれる友人にきついことは言えず、ただ時が過ぎるのを待つしかできないのです。
あとがき:正義の仮面を被った「毒」
夫をもう一度信じたいと願うときに、一番近くにいる人から「騙されている」と言われたらつらいですよね。マコの言葉は一見、友人を思う親切心に見えますが、一方で人の傷をえぐって楽しんでいるようにも見えます。
再構築という繊細な時期に、美南の心に暗い影が落ちてしまっている様子が伝わるエピソードでした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

