卵巣がんに似ている「腹膜癌」の治療法とは? ”3つの選択肢”を医師が解説!

卵巣がんに似ている「腹膜癌」の治療法とは? ”3つの選択肢”を医師が解説!

腹膜癌についてよくある質問

ここまで腹膜癌の症状・治療法などを紹介しました。ここでは「腹膜癌」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

腹膜癌の末期の症状について教えてください。

中路 幸之助(医師)

腹膜癌が進行すると、腹水が大量に溜まることで消化器・横隔膜が圧迫されます。そのため、腹痛・吐き気などの消化器症状のほか、息苦しさを感じる患者さんが多いです。また、がん性腹膜炎による腹痛・発熱を繰り返す場合もあります。加えて、腹膜癌が臓器に転移した場合は各臓器のがんに特有の症状が現れるでしょう。

どのようなメカニズムで腹水が溜まりますか?

中路 幸之助(医師)

健康な方でも腹腔内には50ml程度の腹水があります。この腹水を生産・吸収して、腹水を適量に保っているのが腹膜です。しかし、腹膜癌などの病気により腹膜が機能低下をきたすと、生産と吸収のバランスが取れずに腹水が腹腔内に溜まります。

編集部まとめ

腹膜癌は、初期症状がほとんどなく症例自体も少ないため、早期の発見が難しいとされるがんの1つです。

そのため進行した状態で発見されることが多いですが、手術・抗がん剤治療のほか、腹水による不快な症状を緩和する「腹水濾過濃縮再静注法」など複数の治療方法があります。

気になる症状を感じたら、まずは医療機関を受診してみましょう。原因を知ることが早期治療への第一歩となります。

配信元: Medical DOC

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