進行が早い「肺がん」はどのタイプ? ”4つの種類の特徴”と主な症状を医師が解説!

進行が早い「肺がん」はどのタイプ? ”4つの種類の特徴”と主な症状を医師が解説!

肺がんの種類についてよくある質問

ここまで、肺がんの分類や主な症状などを紹介しました。ここでは「肺がんの種類」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

一番多いのはどの組織型の肺がんですか?

肺がんのなかで特に多い組織型は、腺がんです。前述のとおり肺がん全体の半数以上を占め、近年は増加傾向にあります。次に多い組織型は扁平上皮がんで全体の約3割を占めますが、喫煙者の減少に伴い減少傾向にある細胞型です。

小細胞肺がんと非小細胞肺がんの進行速度の違いを教えてください。

小細胞がんは、前述のとおり細胞の増殖が速く転移しやすい細胞型であり、進行速度が速いといえます。早期発見が難しく診断を受けたときにはすでに進行していることも珍しくありません。一方の非小細胞肺がんは、小細胞がんと比べると細胞の増殖は遅い場合が多く転移しにくいといわれています。しかし、非小細胞がんのなかでも大細胞がんは増殖が速い傾向があり、また腺がんのなかにも早期の段階で転移するがんもあります。

編集部まとめ

ひとくちに肺がんといっても、がん細胞の組織型によって好発部位や増殖の速度などには違いがあります。

そのため、組織型を調べることは肺がんの予後や効果の出やすい治療を予測することに役立つといえるでしょう。

ただし、実際には同じ分類のなかでも異なる経過をたどるものもあります。

実際の治療では、組織型以外の検査結果や治療の効果も確認し、主治医と話し合いながら治療方針を決めていくことが大切です。

配信元: Medical DOC

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