健康診断前日のお酒は何時間前までならOK?目安と注意点
飲酒の可否は検査内容や体質によって異なりますが、一般的な目安があります。
健診前の飲酒は何日前・何時間前なら良いとされるのか
飲酒による中性脂肪への影響は、12時間以上は続く可能性があることをさきほど解説しました。そう言った理由もあり、健康診断の前日にはアルコール摂取は控えることが望ましいと考えられます。そのため、「前日の夜までなら大丈夫」と自己判断せず、少なくとも前日は飲酒しないように気をつけましょう。
健康診断前日のお酒は控えましょう
正確な検査結果のためには、健康診断前日のお酒は控えましょう。どうしても飲みたい場合には、少なくとも検査の12時間前までとし、しっかりと水分を補給しましょう。一緒に脂っこいものを食べると、さらに検査への影響が強まることもあります。飲み会などがあるときには、できればノンアルコールのものを選ぶようにしましょう。
健康診断前日にお酒を飲んでしまった時の対処法は?
誤って飲酒してしまった場合でも、落ち着いて対応することが大切です。
健康診断前日に飲酒をしたら検査は受けられない?
健康診断前日にお酒を飲んでしまっても、多くの場合、検査自体は受けることが可能です。少量の飲酒であれば、当日に体調が安定していれば実施されるケースが一般的です。
ただし、飲酒量が多かった場合や、肝機能・脂質・血糖値などに影響が出やすい検査項目では、結果の正確性が下がる可能性があります。そのため、医療機関の判断によっては、結果の参考扱いとなったり、後日の再検査を勧められたりすることもあります。自己判断で受診を中止するのではなく、受付や医師に状況を伝えたうえで指示を仰ぐことが大切です。
健康診断当日に水分補給をしっかりと行いましょう
前日に飲酒をすると、アルコールの利尿作用により体内の水分が不足しやすくなります。脱水状態のまま健診を受けると、血液検査や尿検査の結果に影響が出ることがあります。
健診当日は、医療機関からの指示を守ったうえで、水や白湯などの無糖・無カフェインの飲み物で水分補給を行いましょう。スポーツドリンクやジュース、アルコールは控えてください。なお、胃カメラやバリウム検査、腹部超音波検査などが予定されている場合は、飲水制限があることもあるため、事前の案内を必ず確認しましょう。
健康診断の問診票には虚偽のない内容を記載しましょう
前日の飲酒について「書かないほうがよいのでは」と迷う方もいるかもしれませんが、問診票には正確な情報を記載することが重要です。飲酒の有無や量が分かっていれば、医師は検査結果を解釈する際に考慮できます。反対に、事実と異なる内容を記載すると、数値の変化を病気と誤って判断してしまう可能性があります。
健康診断は評価や合否を決める場ではなく、体の状態を正しく知るためのものです。正直に伝えることが、結果的に自身のためになります。
健康診断前日にお酒を飲んだら再検査の可能性もある?
前日の飲酒が原因で肝機能や中性脂肪、血糖値などに異常が出た場合、一定期間の生活習慣改善後に再検査を行うことがあります。再検査は「異常が確定した」という意味ではなく、一時的な変動かどうかを見極めるための対応です。医師から指示があった場合は、禁酒や食事内容の見直しを行ったうえで再検査を受けましょう。
なお、検査結果に影響するのは飲酒だけではありません。前日の過度な運動、睡眠不足、脂っこい食事、ストレス、体調不良なども数値を変動させる要因となります。健診前はできるだけ普段どおり、落ち着いた生活を心がけることが大切です。

