カン・ヘウォン“リン”、韓国へ帰る予定の自分を引きとめてくれない赤楚衛二“大河”に寂しさを募らせる<キンパとおにぎり>

カン・ヘウォン“リン”、韓国へ帰る予定の自分を引きとめてくれない赤楚衛二“大河”に寂しさを募らせる<キンパとおにぎり>

リンは、大河に、韓国へ戻ることを引きとめてほしいが…
リンは、大河に、韓国へ戻ることを引きとめてほしいが… / (C)「キンパとおにぎり」製作委員会

ドラマプレミア23「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系/Lemino・TVerでも配信あり ※第5話は深夜0:06-0:55)の第5話が、2月9日に放送され、卒業後は韓国に戻る予定だが引きとめてほしいリン(カン・へウォン)と、フリーターの今の自分には引きとめられないと考える大河(赤楚衛二)、それぞれの心情が描かれた。また、大河の元カノ・真澄(深川麻衣)も登場し、今後の展開への興味を引いた(以下、ドラマのネタバレを含みます)。

■日本人男子×韓国女子のピュア・ラブストーリー

本作は、日本人の長谷大河と韓国人のリンが、文化や価値観の違いにとまどいながらも引かれ合い、やがて自分自身を見つめ直して前を向いていく姿を描くピュア・ラブストーリー。放送と同時に、Netflixでも世界独占見放題配信されている。

■大河、元カノと思わぬ再会

ある日、「田の実」の常連客から、勤務する出版社の懇親会でのケータリングの依頼が来て、店主のシゲさん(吹越満)は、大河に一任することにした。シゲさんは、後々は大河に店を譲ろうかと密かに考えている。これは、その布石なのだろう。

その打合せ中、遅れてやってきた“現場担当”の社員を見て、大河は固まった。それは、大学時代の元カノ・真澄だったのだ。真澄も大河を見てビックリ。予期せぬ再会だ。
大河は元カノ・真澄(深川麻衣)と偶然に再会
大河は元カノ・真澄(深川麻衣)と偶然に再会 / (C)「キンパとおにぎり」製作委員会


■日本での就職を考え始めるリン

一方、リンは文化祭で発表する作品制作に集中していた。業界人も多く訪れる文化祭は、卒業前に自分を売り込むチャンスのため、今回の作品は特に重要なのだ。だが、担当教官に「作品としてバラバラな印象」と、作品を通して伝えたいテーマが見えないことを指摘され、彼女はテーマ探しに悩んでいた。

食事もせずに作業に没頭していたリンは、空腹も限界。そこで大河は、リンにおにぎりを作った。おにぎりができるのを待ちながら、「卒業までに結果を出さないと…」と言ったリンの言葉に、彼女が卒業後には韓国へ帰ってしまう日が迫っている現実を突き付けられたようで、彼は「卒業…」と気が重くなるのだった。

同じくリンも、卒業後には離ればなれになってしまうのだ…と、暗い気持ちになった。2人の間に流れる沈黙をかき消すように、大河は「リンなら、きっといい答えが見つかるよ」と、彼女を励ました。

2人でおいしくおにぎりを食べながら、リンが「日本で仕事が見つかったら、もっと一緒に居られるかもしれないね」とつぶやいた。思わぬリンの言葉に「えっ!?」と驚く大河。だが、即座に何も返せなかった。そんな彼の様子を見て、彼女は慌てて「今の無し!無し!」と話題を変えるのだった。

スケッチブックにふと目をやった彼女は、以前描いた“おにぎりマン”のキャラクターが目に入った。そして、目の前の大河と見比べて、何かがひらめいた様子。テーマがやっと決まったようだ。

リンは、大河と離れたくない想いが強まり、日本で就職することを考え始めていた。大学の就職課で、留学生を対象にした求人の中にアニメーターを募集している会社を見つけた彼女は、とりあえずその求人票をストックした。
日本に残りたい気持ちを口にしたリン(カン・ヘウォン)に大河は何も言えなかった
日本に残りたい気持ちを口にしたリン(カン・ヘウォン)に大河は何も言えなかった / (C)「キンパとおにぎり」製作委員会


■リンを引きとめることができない大河の事情

ある日、合羽橋に調理器具を見に行った大河は、テレビ電話でリンに街の様子を見せた。韓国にも黄鶴洞(ファンハットン)という似たような場所がある、と言う彼女に、「行く機会があったら、様子を見せて」と彼はお願い。黄鶴洞は、ホルモン横丁や厨房家具通りがあるエリアで、若者はあまり行くことの無い場所。リンは「黄鶴洞に!?…わかった」と笑った。

すると、大河は突然真顔になって、「もし、リンが遠くに行っても、こうやってお互いの見ているものを共有してデートしよう。2人で頑張れば、離れていても寂しくないんじゃないかな」と告げるのだった。
大河(赤楚衛二)は、リンを引きとめたい気持ちはやまやまだが…
大河(赤楚衛二)は、リンを引きとめたい気持ちはやまやまだが… / (C)「キンパとおにぎり」製作委員会


■ジュンホの助言

「離れても平気なんだ…」と、寂しい気持ちでいっぱいになったリンは、ジュンホ(ムン・ジフ)に「一緒に居たいと思わないのかな?」と、離れる前提で話す大河への不満をぶちまけた。そんなリンを、彼は「日本に残れ、なんて無責任なことは言えないよ」と諭した。リンは、大河が軽はずみな発言ができない性格なのはわかっているが、“責任”がどうこうではなく、彼の本心が知りたいのだ。

大河はもちろんリンを引きとめたい。だが、フリーターの身でそれはできないのだ。先日の、日本に残りたそうな彼女のつぶやきを聞いただけに、なおさら「本当はずっと一緒に居たい」などと、彼女を混乱させることは言えない…。「自分の将来が見えていたら…」と、今の自身の状況が悔しかった。そんな彼の想いをリンは知らない…。

なかなか納得しないリンに、ジュンホは「今、重要なのは“将来何をしたいか”。大河のことはその後の問題」と言い、アニメの勉強のために留学したんだから頑張れ、と優しく励ました。リンもやっと冷静に考え、今は目の前のことに集中することに決めた。

リンへの想いを胸に秘め、“頼れる兄”役を全うするジュンホ。本当にいい人だ。

このシーンで、リンはベンチにあぐらをかいて座っており、日本の感覚だと行儀が悪いと思われがちだが、韓国では、あぐらは伝統的な座り方だ。ちなみに正座は、韓国では罪人やお仕置きされる時の座り方。こんなところにも国の習慣の違いが表れていて興味深い。
「大河は離れても平気なのかな…」リン(カン・ヘウォン)は寂しさいっぱい
「大河は離れても平気なのかな…」リン(カン・ヘウォン)は寂しさいっぱい / (C)「キンパとおにぎり」製作委員会


■リンの作品を認めてくれた1人の女性

文化祭当日。「おにぎり」というタイトルのアニメを完成させたリンは、ケータリングが被って来られない大河からのメッセージに励まされ、発表会に臨んだ。だが、発表会後の彼女のブースには誰も来ない…。

そんな中、1人の女性がブースを訪れ、「着眼点が独特でとても面白かったし、キャラクターも可愛い」と告げた。過去の作品をアップしているSNSを紹介すると、「拝見するね」とQRコードを読み取ってくれた。リンは、たとえ1人でも自分の作品を気に入ってくれた人物が居たことが嬉しかった。

ちなみに、この“おにぎりマン”のキャラクターは、カン・ヘウォン自身が実際に描いたものだ。

一方、大河のケータリングも大成功。リンがアイデアをくれた“タッコムタン”(鶏のスープ料理)も大好評で、大河はやりがいを感じたのだった。
任されたケータリングが大成功で、やりがいを感じた大河(赤楚衛二)
任されたケータリングが大成功で、やりがいを感じた大河(赤楚衛二) / (C)「キンパとおにぎり」製作委員会


■「田の実」に向かったリンが見た光景は…

「田の実」の閉店後、片付けをしていると、真澄がやってきた。戸惑う大河に、彼女は、交際当時、挫折からいつまでも立ち直れない大河に、自分の余裕の無さもあり、ひどいことをいろいろ言ったのを、ちゃんと謝りたかった、と告げた。

大河は、今なら将来への不安を口にした真澄の気持ちが少しわかる、と言い、「付き合ってる子が居て…」とリンのことを話し始めた。真澄は少しショックな表情で「へぇ…」と言ったが、大河はそれには気付かなかった。「1つ1つ頑張るしかない」と言う大河に、真澄は「変わったね」と、彼の成長を感じるのだった。

その頃、リンは母親から、母が勝手に話をつけた韓国での講師の仕事を受けるかどうかの返事を迫られていた。娘の将来が心配とはいえ、夢を尊重せずに自分の敷いたレールに乗せようとする母にムシャクシャしたリンは、その勢いで、先日見つけた会社への応募資料の入った封筒をポストに突っこんだ。

もう後戻りはできない…。不安な気持ちを大河に聞いてもらいたくて彼に電話するが、真澄と話しこんでいた大河は着信に気付かない。大河に会いたくて「田の実」に向かったリンは、店の前で知らない女性と楽しそうに話す彼を見た…。

引きとめてくれない大河を寂しく思っているタイミングで、この状況を目にしたのは最悪だ…。次回、すぐに誤解が解けることを祈るばかりだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部
仲良さそうに話す大河と女性を見てしまったリン…
仲良さそうに話す大河と女性を見てしまったリン… / (C)「キンパとおにぎり」製作委員会


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