
高石あかりがヒロインを務める連続テレビ小説「ばけばけ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。2月12日放送の第94回では、トキ(高石)がタエ(北川景子)と三之丞(板垣李光人)のもとを訪れる様子や、ヘブン(トミー・バストウ)が熊本行きを決意した本当の理由を打ち明け、トキが決断を下す展開が描かれた。(以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■錦織、ヘブンを繋ぎとめるため必死のアプローチ
「松江が寒いから熊本へ行く」というヘブンの言葉を信じ、連日さまざまな防寒グッズを手に訪れる錦織(吉沢亮)。ある日は自腹で購入した上等な毛皮のコートをプレゼントし、必死に彼を松江に繋ぎとめようとする。ヘブンはその献身的なアプローチに感謝しつつも、熊本へ行くという決意は揺るがなかった。
そんなヘブンの本心を知る由もない錦織は、江藤知事(佐野史郎)から進捗を問われ「トキが猛烈に反対しているから大丈夫だろう」と楽観的な見通しを伝える。しかし、知事は「頼んだで。君自身の立場のためにもな…」と錦織の耳元でささやき、不穏なプレッシャーをかけるのだった。

■トキはタエ&三之丞と久々の再会 「もう大丈夫だから」と熊本行きを後押し
一方、トキは幼なじみのサワ(円井わん)に投げかけられた言葉が心に突き刺さり、葛藤し続けていた。揺れる気持ちを抱えたまま、トキは産みの母・タエを訪ね、三之丞と再会を果たす。
かつては人に頼らなければ生きていけなかったタエが、不器用ながらも一生懸命に昼食を作る姿。そして、かつて社長だと嘘をつき無職だった三之丞が、荷下ろしの仕事で汗水垂らして働く姿。そこには確かな変化があった。
そして三之丞はトキにお金が入った封筒を渡す。「まだ10円にも足りないけど、もっと働いて、もらった分返しに行くから」と真っすぐに見つめる三之丞。
さらにタエも「いいんですよ。自分のために、正直に生きて」と、トキが自分の人生を選ぶことを静かに、かつ力強く後押しした。
■勘右衛門の“愛ある突き放し” トキ、身を斬る思いで決断
トキが帰宅すると、祖父・勘右衛門(小日向文世)が「自分は松江に残る」と告げていた。本当はどこまでもトキについていきたい勘右衛門だったが、「それではトキのためにならん」と厳しい表情を浮かべる。
戸惑うトキに、勘右衛門はヘブンが借金を返してくれて、ヘブンのお金で暮らしている以上、一緒にいるとまた騒ぎになりかねないから一緒にいない方がいいと突き放す。
「なして私のすべてを奪おうとするんですか! 大好きな松江も、大好きな家族も!」と泣きじゃくるトキ。勘右衛門に「本当のことを話せ」と促されたヘブンは、トキの頭にかけられた布を指さし、「ソレナシ…アルクデキマスカ?シラナイトコロ、イキマショウ。ワタシタチノコト、ダレモシラナイ。クマモト、イキマショウ」と、彼女の心を守りたいという真の目的を告げた。
家族からの深い愛情、そしてヘブンが熊本行きを決めた本当の理由を知ったトキは、ヘブンの胸元で「はい」と承諾する。
松野家のやり取りを、玄関先で目撃した錦織。何も言わずに立ち去り、執筆の題材にと集めていた書籍と、寂しげな虫かごだけが残されていた。

■タエ&三之丞の成長に反響 勘右衛門の深い愛情に視聴者涙
今回、トキのため自立へと踏み出したタエと三之丞の姿に、SNSでは「タエ様本当に芯の強いお方」「楽しそうに家事をするタエ様、かわいい!」「三之丞の爪が黒くなっていたね…頑張って働いているんだなぁ」「働いて日焼けしている三之丞さん、立派!」と温かいコメントが寄せられた。
また、勘右衛門がトキを思うがゆえにとった厳しい態度には、「おじじ様かっこよかった!」「おじじ様の深い愛情に涙」「最後のトキちゃんの『はい』で朝から号泣」といったコメントがあふれた。
一方で、ヘブンの気持ちを立ち聞きで知ってしまった錦織には、「みんなトキちゃんのこと考えている。でも錦織さんだけが気付かなかったなんて…悲しい」「家族の場に錦織さんは入れなかったんだね…」「錦織さんの置いて行った荷物を見ると切なすぎて」と、寄り添う声も多く寄せられている。
※高石あかりの高は、正しくは「はしごだか」


