「おなかの出方で赤ちゃんの性別がわかる」——そんなジンクスを耳にしたことはありませんか？ 前にぐっと突き出るようなおなかなら男の子、横に広がる丸いおなかなら女の子。特に年配の方を中心に根強く語られ、周囲から「これは男の子だね！」と声をかけられた経験を持つママも少なくないようです。
そんな性別当てのジンクスですが、男の子・女の子どちらの妊娠も経験したママの体験談によると……。
【体験談】おなかの出方だけじゃない！ 男女の差にがく然！
わが家には2人の子どもがいます。
第一子は女の子、第二子は男の子。胎動が少なくのんびりさんな第二子の長男でしたが、おなかは噂通り前に突き出るような出方をしていました。
その結果、第一子の長女の時よりもおなかの皮膚がかなり伸ばされて妊娠線が大量に発生！ 産後もスッキリしていた長女に対して、明らかにおなかがとび出た分皮膚が残ったのかもしれません。その上、体型が戻らないという経験をしました。
（モモンガさんの体験談）
※妊娠線の出方には個人差があります。横に広がるような出方をしても妊娠線が出るケースもあります。また、おなかだけでなく、太ももやお尻、バストに妊娠線が現れる人もいます。
ジンクス通り、突き出るような大きなおなかになったというモモンガさん。まさか、妊娠線の発生にまで差が出るとは、思いもよらぬ男女差だったことでしょう。
そこで気になるのが、“性別当て”のジンクスの真相です。パパ・ママ297人を対象に調査をおこないました。
噂の真相は！？
調査対象297人のうち、「おなかが突き出るように大きくなった」と感じたのは206人でした。その中で実際に男の子を出産した人は139人で、割合にすると約63％。半分よりやや多い、という結果となりました。
アンケートの回答を見ると「確実に当たる」とは言えないでしょう。
ではこのジンクスを専門家はどのようにとらえているでしょうか。助産師の関根直子さんにお話をうかがうと——。
