無症状も危険? 『大腸ポリープ』の特徴と40代から大腸カメラを勧める理由【医師解説】

無症状も危険? 『大腸ポリープ』の特徴と40代から大腸カメラを勧める理由【医師解説】

「見つけたらその場で切除」早期対応が鍵!

「見つけたらその場で切除」早期対応が鍵!

編集部

検査でポリープが見つかった場合、どうなりますか?

蓮尾先生

施設によって差はありますが、20mm以下のポリープであれば、その場で切除できます。切除後は病理検査で良性か悪性かを確認。サイズが大きい場合や出血のリスクがある場合は、後日あらためて入院して安全に切除することもあります。

編集部

切除後に再発することはありますか?

蓮尾先生

ポリープができやすい体質の人は再発の可能性があります。そのため、1〜3年ごとの定期的なフォローアップ検査をおすすめしています。再発しても早期に見つけて切除すれば、がん化のリスクを最小限に抑えられます。

編集部

ポリープ切除後、日常生活への影響はありますか?

蓮尾先生

多少はありますが、出血を防ぐために1〜2日は飲酒や激しい運動、飛行機の移動を控えてもらう程度ですね。なので、痛みや違和感はほとんどなく翌日から仕事も可能です。ただし、切除後の経過確認のため、1〜2週間後に受診してもらいます。

編集部

最後に、読者へメッセージをお願いします。

蓮尾先生

20年前と比べると、大腸がんや、前がん病変であるポリープの発見数、そして大腸がんの患者数は大きく増えています。患者数の増加は、生活習慣や食事の欧米化により発症リスクが高まっていることが背景にあります。大腸がんの早期発見・予防には、大腸内視鏡検査が最も確実で有用な方法です。「自分は大丈夫」と思わず、ぜひ一度検査を受けて、自分の腸の健康状態を確認してみてください。

編集部まとめ

大腸ポリープは「がんの芽」ともいえる存在ですが、早期に見つけて切除すれば命に関わる病気を防ぐことができます。症状がなくても、40歳を過ぎたら一度は検査を受けておくことが大切です。現代の内視鏡検査は鎮静下で快適に受けられ、もしポリープが見つかっても、その場で治療できます。定期的な検査で、未来の安心を手に入れましょう。

配信元: Medical DOC

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