多発性骨髄腫についてよくある質問
ここまで、多発性骨髄腫の初期症状・特徴・治療法を解説してきました。ここでは「多発性骨髄腫の初期症状」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
多発性骨髄腫の原因について教えてください。
甲斐沼 孟(医師)
多発性骨髄腫は、形質細胞の遺伝子に異常が起こるものですが、なぜ発症に至るのかまだ明確な理由がわかっていません。多発性骨髄腫の発症はがん全体の1%といえど、50代・60代と高齢になるにつれて発症する可能性が上がりますので、定期的な検診を受けていただくことをおすすめします。
多発性骨髄腫の進行速度について教えてください。
甲斐沼 孟(医師)
多発性骨髄腫は個人差があり、同じスピードで病状が進行していくわけではありません。ゆっくり進行する方もいれば、非常に早く進行する方もいます。また、多発性骨髄腫は一旦治療が完了しても再発したり、再び病気が進行したりする可能性が高いです。そのため、油断せず、病院で定期的に検査を受ける必要があります。治療自体も長期的なものになりますので、根気強く病気と向き合っていくことが大切です。
編集部まとめ
多発性骨髄腫は発症が10万人に5人程度と珍しい病気ですが、初期症状が見極めづらく治療も難しい病気です。中には無症状の方もいらっしゃるので経過観察も含め、患者さんに適切な処置を施す必要があります。特に高齢の方は発症する割合が多いので、注意が必要です。
多発性骨髄腫の初期症状に気づくことができれば、今後の処置の選択肢が増えます。
骨の痛み・動悸・倦怠感・鼻血など、日常生活で些細なことでも違和感を感じたら、医療機関に受診し相談してみましょう。

