もやしの効果とは?メディカルドック監修医がもやしの保存方法・摂取する際の注意点などを解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「もやし」は何を改善する『効果』があるかご存じですか?注意点も管理栄養士が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修管理栄養士:
中岡 紀恵(管理栄養士)
短大卒業後、20年以上経って栄養士の職に就く。給食受託会社に勤務しながら管理栄養士の資格を取得。栄養指導に携わりたいという思いから、病院に転職。現在は慢性期病院で栄養指導、入院患者様の栄養管理、給食管理等を担当。生涯現役で、栄養相談を通じてたくさんの人を健康に導くのが夢であり、目標でもある。
「もやし」とは?

もやしは緑豆・ブラックマッペ・大豆などの豆類を発芽させたスプラウトのひとつです。
固有の植物名ではなく、「芽を出させる(萌やす)」という意味から来た総称と言われています。日本国内で流通しているもやしの主原料は「緑豆」もやしが約9割以上を占めています。クセがなく、みずみずしくシャキシャキとした食感で、和食や中華、東南アジアなどのさまざまな料理に利用されています。
もやしを食べる際の注意点

ヒゲ根も食べる
もやしは、「白い軸・根元の細いひげ根・薄黄色の子葉と豆」で構成されています。
栄養素が多く集まっていると言われるのは「子葉と豆」の部分であり、ヒゲ根をとる処理をした「根切りもやし」として食べることもあります。もやしの根の食感が嫌いな方は、根を取り除いてしまっているかもしれません。
しかし、ヒゲ根には食物繊維が豊富に含まれていますので、ヒゲ根も食べることをおすすめします。
洗いすぎに注意する
もやしは衛生的な環境で栽培されていますが、袋詰めや流通の過程で雑菌が付着することがあります。調理前には軽く水洗いするのがおすすめです。
ただし、もやしにはビタミンCや葉酸など水に溶けやすい栄養素が含まれているため、長時間水にさらしたり、洗いすぎたりすると栄養が流出してしまいます。
そのため、さっと短時間で洗う程度にとどめるとよいでしょう。
生食は避ける
もやしは発芽時に温かく湿った環境で育つため、細菌が繁殖しやすい食品です。市販されている多くのもやしは加熱用として販売されているため、生で食べるのは食中毒の原因となるおそれがあります。調理の際は、中心までしっかりと火を通してから食べるようにしましょう。

