新婚のななみさんとまことさん。まことさんのお母さんは、ななみさんに初めて会ったときから手土産にケチをつけるなど、意地悪な対応。
結婚して間もないある日、義母が2人の新居にアポ無しで突然の来訪。荷解きが終わっていないまことさんの荷物を見て、ななみさんを責め、まくしたてます。一通り言いたいことを言い終えると荷解きを始め、ななみさんのワンピースを勝手に取り出すと「今日のお礼はこれでいいわ」と言い……。
「友人からもらった大切な服だから」と説明しても無理矢理持って帰ろうとする義母に、ワンピースを貸すことで決着をつけました。その後、一カ月以上経って義母に何度言っても返して貰えません。困ったななみさんは、まことさんから翌日返すように言ってもらいました。
返す約束の当日。待ち合わせ場所に現れた義母が着ていたのは、ななみさんのワンピース!義母は「やっぱり私に似合うわよね」なんて悪びれる様子もありません。まことさんも「仕方がないね」と話を終わらせてしまいます。
モヤモヤしたななみさんですが、ランチが来たころには少し気持ちが落ち着いて来ました。ですが、ななみさんが頼んだランチを見て「私が頼んだランチより美味しそう。ななみちゃん交換して!」有無を言わさずに、勝手に交換して食べ始める義母。あまりの自分勝手さに、ななみさんは早く帰りたいと心の中で思っていると……。
この服このままいただくわ








お会計の前に「お財布忘れちゃったみたい」と言う義母ですが、ななみさんは義母のバッグからお財布が見えていた気がします。
「行きましょうか」
そう言って義母が席を立つと、ワンピースに汚れが!
すると義母は「これじゃあこのまま返すのは申し訳ないわね。この服このまま頂くわ。ななみちゃんには私の着ていない服をあげるから」と言います。
ななみさんは「良かったじゃんななみ」と言うまことさんの言葉をスルーして、「いらないです。洗わなくていいので、その服もう返して貰えませんか? 明日取りに伺います」と、義母に冷たく言い返すのでした。
◇ ◇ ◇
借りていた服を汚したにもかかわらず、「申し訳ないから返さない」という発想には驚きますね。しかも年代も体型も違う義母の「着ていない服」を渡されても、うれしい人はなかなかいないのではないでしょうか。ななみさんのワンピースは友人からもらった大切なものなので、別の服と交換では解決しません。借りていたものを汚してしまったり、壊してしまったりしたときは、クリーニング代を負担する、もしくは弁償するなど、筋の通った対応をしたいですね。
次の話を読む →著者:マンガ家・イラストレーター たに

