ユウナさんは、夫・イオリさんと2歳の娘・ツムギちゃんの3人家族。ユウナさん夫婦は、産後の夫婦生活について悩んでいます。夫婦の愛情に身体的な触れ合いを求めるイオリさんと、性的な行為に不快感を覚えているユウナさん。価値観の違いにより、2人の心の溝は広がるばかりです。
そんな中イオリさんは、高校時代の同級生であり、イオリさんに想いを寄せているミヤさんと金銭授受を伴う身体的な関係を持ってしまい、ミヤさんの家で過ごす時間が増えるようになります。
あるとき、ユウナさんは自宅で隠しカメラを発見。イオリさんの盗撮や不倫、そして泥酔して眠るユウナさんに無理やり性的な行為に及んでいたことが発覚します。ユウナさんはその行為がきっかけで妊娠。ユウナさんは妊娠していることを打ち明け離婚を迫りますが、イオリさんは離婚に応じないどころか、「これ以上冷たくされるのはイヤだから2人目は産まないでほしい」と身勝手な発言を繰り返します。
そこへ、突然ミヤさんが来訪。問い詰められても黙ったままのミヤさんに、ユウナさんは「不倫している間にも私は子育てしてるんだけど!」と声を荒げるのでした。
ユウナさんは「謝罪してよ!」とすさまじい剣幕で2人に詰め寄ります。
強気な姿勢の不倫相手

























ようやく口を開いたミヤさん。
「イオリのことは愛していないんでしょ? 私は謝りません」と言い切ります。
そんなミヤさんの態度に、さらに怒りがこみ上げるユウナさん。
しかしミヤさんは、イオリさんがいかにユウナさんを大事に思っているか、その気持ちをユウナさんが蔑ろにしてきたのかを訴えるのでした。
ミヤさんの言葉には、耳が痛くても一理ある部分がありました。夫婦としてきちんと向き合ってこなかった現実を、突きつけられているようにも感じられます。
しかし、それでもなお、それが配偶者以外の相手との関係を持つ行為の正当な理由になるわけではありません。
たとえ夫婦関係が破綻していたとしても、その原因が誰にあったとしても、まず向き合うべきなのは、自分たちが誤った行動を選んだという事実であり、その責任についてきちんと謝罪することではないでしょうか。
人は追い詰められたり、傷ついたと感じたりすると、無意識のうちに相手の非ばかりを数え、自分の行動を棚に上げてしまうことがあります。けれど、そうした態度が状況を好転させるとは考えにくいものです。
理不尽な言いがかりで相手を責めていないか。
自分は本当に、相手を責めるだけの立場にあるのか。
立ち止まって考えることが、これ以上状況をこじらせないために必要なのかもしれませんね。

