酔いも一気に冷める話
ふらつきながらリビングに入って来た夫の手を引いて目の前に座らせました。眠そうにしている浩太に対し、私はストレートに問います。
英麻「浩太、今日は大学のサークルの仲間“たち”と出掛けるって言ってたよね」
浩太「それがなんだよ」
英麻「大嘘つき、綾里さんと2人きりで遊んでたみたいね?」
浩太「ああ?まだそんなこと…」
英麻「たまたま友達が見たんだよ、浩太が綾里さんと腕組んで歩いてるとこ。写真あるよ?これが綾里さんか~」
「写真がある」という言葉を認識するのに数秒かかったのか、浩太はゆっくりと視線を上げ、私のスマホ画面をみると、自分の不倫現場の写真に目の色を変えました。酔いで回らない思考プラス焦りで、全く言葉が出てこない浩太は、ついにウソを認めました。
拗ねたような口調で言い訳を始める浩太。「最初は誘いをスルーしてた」「でも何度も誘われて断れなかった」「会ってみたらまんざらでもなくなって…」浩太は謝ってきましたが、本当に反省をしているのかわかりません。それに、例の綾里さんにも制裁を加えなくては。
無遠慮に既婚者を誘うこの女にも、自分のしたことを分からせておかなくては、私の気が済みません。
夫の言いわけは妻にとって聞くに堪えないものばかりだったことでしょう。誘いに乗るのも、会って気持ちが揺らぐのも、アウトです。家族を裏切る罪悪感は抱かなかったのでしょうか…。
このあと、不倫を許すことができないと感じた英麻は、ワナを張ります。ウソのデートを約束させ、現場に突撃。その場で離婚を突きつけたのです。
一度でも、家族を裏切る行為をされてしまったら、もう信じることはできません。自分自身と子どものために、幸せになって欲しいと感じるストーリーでした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)

