今回は、筆者の知人A子さんのエピソードをご紹介します。
A子さんは旦那さんとは友人としての期間が長かったので、産後も楽しく過ごせると思っていました。しかし、旦那さんとは業務連絡だけの関係になってしまい、満たされない気持ちになることも。そんな中、友人の誘いを受けライブに行くことにしたA子さん夫婦。ライブ中に隣を見上げ、旦那さんの優しい表情を見たA子さんは、ある事に気付くのでした──。
友人としての期間が長かった夫
私と夫は友人としての付き合いが長いので、結婚して子どもが生まれても、友人の頃のように楽しく過ごせると思っていました。
しかし、娘が生まれた後は、お互いビジネスパートナーのような、業務連絡だけの関係に変わってしまいました。家事育児にあまり協力的でない夫に、私はイライラしっぱなし。夫もそんな私を避けるように、娘を寝かしつけた後は自室に退散してしまいます。
夜、空っぽになったリビングを見て、家族3人で幸せなはずなのに、どこか満たされない気持ちになることもありました。
ライブに2人で行くことに
ある日、共通の友人が女性アイドルのライブに誘ってくれました。娘を預けてまで行くことなのか迷いましたが、せっかくの機会なので娘を両親に預け、2人で行くことにしました。
ライブ中に隣をふと見上げると、夫が優しい表情でライブを見ていました。
その横顔を見て、「そうだ、この人はこういう表情をする人だった」と私は静かに思いました。友人の頃によく見ていた、私が好きだった表情を思い出したのです。
「私の険しい顔が、夫からこの表情を奪ってしまったのかもしれない」と自分の余裕のなさを反省しました。

