カン・ドンウォン&チョン・ジヒョン、出演の決め手を改めて語る…日本独占インタビューとイベントリポート公開

カン・ドンウォン&チョン・ジヒョン、出演の決め手を改めて語る…日本独占インタビューとイベントリポート公開

「北極星」ファンイベントレポート&キャスト4人のインタビューが公開
「北極星」ファンイベントレポート&キャスト4人のインタビューが公開 / (C)2025 Disney and its related entities

チョン・ジヒョンとカン・ドンウォンが共演する韓国ドラマ「北極星」(毎週水曜、ディズニープラスのスターで字幕・吹替にて独占配信中※全9話)は、10月1日(水)に最終回を含む2話を配信。この度、日本のファンに向けたチョン・ジヒョン、カン・ドンウォン、イ・ミスク、オ・ジョンセの4人のインタビューコメントと、9月に行われたファンイベントのリポートが公開された。

■「北極星」とは

本作は、殺された夫・ジュニクの遺志を継ぎ、自ら大統領候補となったムンジュと、彼女のボディーガードである国籍不明のサンホが、世界を危機に陥れようとする巨悪に立ち向かうスペクタクル・ロマンスストーリー。

ムンジュをチョン・ジヒョン、サンホをカン・ドンウォンが演じ、ジュニクの母・オクソンをイ・ミスク、ジュニクの弟・ジュンサンをオ・ジョンセが演じている。
「北極星」
「北極星」 / (C)2025 Disney and its related entities


■チョン・ジヒョン&カン・ドンウォン&イ・ミスク&オ・ジョンセの日本独占インタビュー

■出演の決め手「出演理由の大部分を占めていたのは、チョン・ジヒョンさんの存在」

カン・ドンウォンとチョン・ジヒョンは、9月に行われた制作発表会の中で、今作への出演を決めたのは互いの存在があったからと明かしていた。

改めて出演の決め手が100%その理由だったかを聞かれると、「カン・ドンウォンさんと共演できるということは、もちろん大きかったです。それと同時に、チョン・ソギョン脚本家とキム・ヒヨン監督とお仕事できるということにも欲が生まれました」と答えるチョン・ジヒョン。

一方、カン・ドンウォンは「僕は、100%でした(笑)。いい先輩方、キャスト、制作陣がそろっていたこともそうですが、出演理由の大部分を占めていたのは、やはりチョン・ジヒョンさんの存在でした。チョン・ジヒョンさんとなら、楽しく撮影できると思いました」と、変わらずチョン・ジヒョンへの一途な思いを披露した。

■大統領候補役について「『私についてくるのです』と演説をするのが、少しずつ快感に」

さらに、自身が演じた大統領候補役について聞かれたチョン・ジヒョンは「大統領候補役だと聞いた時、自分でさえむずがゆいのに、見る方々は果たして受け入れてくださるだろうか、とずいぶん心配しました。その時、キム監督とチョン脚本家が『もしあなたが今大統領選挙に出たとしても、人々はあなたを信じるでしょう。大統領選挙を描くのにふさわしい女優は、あなたの他にはいないのよ』と言ってくださったんです。おかげで勇気が出て自信を持って演じることができました」とコメント。

また、「政治家の演説は少し退屈で面白くないイメージがあったので、より魅力的に映るように努めました。ドラマの終盤には、大勢の人の前で『私についてきなさい。私を信じなさい。私についてくるのです』と演説をするのが少しずつ快感になっていきました。『あぁ。だから多くの政治家は、命のあるかぎり政治に携わるのね』と思いましたし、政治家という職業の魅力が少し分かったような気がします」と心境の変化を明かした。

ムンジュのスタイリッシュで落ち着きのあるファッションについては「ファッションにも注目していただきたかったので、『まねしてみたい』と思うようなファッションを心掛けました」と話した。

■キャスト4人の互いの印象「このドラマの最大の長所は、俳優たちの相性の良さ」

キャスト4人と共演していく中で、互いにすてきだと思った部分については、イ・ミスクが「このドラマの最大の長所は、俳優たちの相性の良さです。私はキャリアが長いにもかかわらず、今回後輩たちから学ぶことがたくさんありました。一緒に仕事をする中でぎこちなさを一ミリも感じなかったんです。本当に。チョン・ジヒョンさんは、どの国に出しても恥ずかしくない程のグローバルな美貌と人間性の持ち主だと思いました。誇らしき大韓民国の俳優です」とコメント。チョン・ジヒョンは大先輩からの言葉に恐縮そうに首を振って見せた。

続けて「カン・ドンウォンさんもとても素晴らしい方です。撮影でお会いすることはほとんどありませんでしたが(笑)」と笑いを誘うと、すかさずチョン・ジヒョンが「カン・ドンウォンさんは、背が高くて顔もよくて、類を見ない『マンチッナム』(漫画から飛び出してきたような男性)です。モニターを見ながら、いつも感嘆していました。このようなビジュアルで生まれてくることがどれだけ難しいことか(笑)。撮影現場では、周りの人たちが楽しく過ごせるように気を使ってくださいました。外見だけではなく内面にも惚れましたね」と撮影時の印象を振り返った。

それに対して、カン・ドンウォンは照れながらも「ありがとうございます。チョン・ジヒョンさんも魅力的な方で、チョン・ジヒョンさんのおかげで楽しく仕事ができました。ジョンセ先輩とは実はワンシーンも一緒に撮っていないんです。現場でもほとんどお会いしなかったのですが、プライベートで会うと本当に冗談がお上手で、面白い方で!ふとした瞬間に心に浮かんでくる人です」と二人の印象について語った。

さらに、オ・ジョンセも「私もカン・ドンウォンさんのことをよく思い出していますよ(笑)。イ・ミスクさんは、劇中では私に冷たく接する母親を演じていますが、実際はすぐに心を開いてくださり、温かく接してくださいました。(二つの顔のギャップに)現場では頭と心が混乱しました」と話した。

イ・ミスクは「私は今回、息子役のジョンセさんからたくさん演技を学びました。カメラが回っていないところでは将来のことや演技のことなど、いろんな相談をしていました。『次はどんな役をやろうかしら』と言ったら、『父親役をしろ』なんて言うんですよ」と語り、オ・ジョンセは「世の中の人は、イ・ミスクさんに対して固定概念があるんですよ。だから、お母さん役のオファーばかり来るんです。一度、世間の人たちの固定概念を破るような役をやるのはどうかと提案したんです。(僕が演技指導をした)今は、演技もより上手になりましたしね」と冗談交じりにコメントした。
「北極星」場面写真
「北極星」場面写真 / (C)2025 Disney and its related entities


■「北極星」ファンイベントにキャスト陣集結

9月2日に実施されたファン向けのイベントには、本作キャスト陣が集結。いくつかのテーマにそってトークが繰り広げられた。

■セルフ自慢タイム 演じたキャラクターの魅力をアピール

演じたキャラクターの魅力を語る「セルフ自慢タイム」では、ムンジュの補佐官ミジ役のイ・サンヒは、「行動力があります。何はともあれ、ムンジュについていきます。やると言ったらやる人です」と胸を張ってみせた。

ムンジュの護衛役チャンヒ役のチュ・ジョンヒョクは「慎み深くてセクシーです…セクシーです」と発言。しかし、カン・ドンウォンからの視線を感じたのか、すぐに「あ、あの!自分で思っているだけです」と発言を撤回し、会場の笑いを誘った。

チェ大統領役のキム・ヘスクは「大統領ですよ、皆さん!」と高らかに述べると、「それ以外の言葉は必要ないです。私が何かを言えば、すぐに数万人が動く。私は大統領です」と、カリスマ性をアピール。

一方、イ・ミスクは「私は…。お金持ちです」と一言。「大統領にもさせてあげられます」と付け加えると、会場から「おぉ」というどよめきが起こった。

カン・ドンウォンは「サンホは、けんかが強くて、料理もうまくて、マッサージも上手なスイートガイです」と笑顔でコメント。

チョン・ジヒョンは、「そんなカン・ドンウォンが、私のせいで狂っていく」と自慢気に言って立ち上がり、モデルポーズを披露。その自信に満ちた姿に、思わずMCもイ・ミスクに向かって「お金がいくらあったってダメね。(私たちでは)カン・ドンウォンは狂わせられないわ」とポツリ。イ・ミスクが「私は自分で自分を守るから」と勝気に言うと、会場全体が再び笑いに包まれた。

二人の監督は、「カン・ドンウォンさんの爽快なアクション」(ホ監督)、「目と耳で楽しめるように作りました。想像以上のシーンがたくさんあります」(キム監督)とドラマ全体の魅力を語った。

■質問セッション「格好良い人に守られたいですよね」

また、事前に寄せられたファンからの質問に答えていくセッションもあり、美食家で有名なカン・ドンウォンは「最近の最愛メニュー」の質問に回答。「ワタリガニのおいしい店を見つけました。その食堂だけのレシピで本当においしかったです。『北極星』を見ながら食べるのにお薦めなのは、鶏肉丼かな」と答えた。

チョン・ジヒョンには「幼いころの夢は?」という質問。「私は中学生の頃から芸能活動をしていました。自分は将来何がしたいのか、何をするのかと考える時期にはもう仕事をしていたので、将来の夢を考えるよりも先に歩きだしていた気がします」とチョン・ジヒョン。「今の夢は?」と聞かれると「幸せに暮らすことです」と穏やかな笑顔を見せた。

イ・ミスクが引いたのは、「『北極星』で他に演じてみたいキャラクターは?」という質問。猫なで声で「チョン・ジヒョン~」とムンジュを指名すると、「女性なら誰でも(カン・ドンウォンさんのような)格好良い人に守られたいですよね。格好良い人に守られるなら、死んでもいい(笑)」と発言。

これにはチョン・ジヒョンも大いに共感したようで「私もムンジュがうらやましかったです。このドラマを見れば、誰かに守ってもらうという代理満足ができるはずです」とドラマをPRし、イベントは幕を閉じた。
「北極星」ファンイベント
「北極星」ファンイベント / (C)2025 Disney and its related entities

提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。