・発表内容への受け止めは?
編集部
厚生労働省が発表した内容への受け止めを教えてください。
吉野先生
今回の増加は、インフルエンザの流行が「一部の地域」に限られたものではなく、広い範囲で加速していることを示しています。とくに、定点当たり30.03人という水準は、自治体が注意喚起に用いる目安では警報レベル(30人以上)に相当する可能性があり、今後、医療機関の混雑や学級閉鎖の増加など、日常生活への影響が強まる局面に入っていると考えられます。今後数週間は、家庭や職場、学校などで感染が連鎖しやすい時期が続くと予想されます。対策としては、混雑した場所でのマスクの着用、こまめな換気や手指衛生、せきエチケットを心がけることに加え、発熱や強い倦怠感がある場合は無理をせず休むことが重要です。
また、高齢者や基礎疾患のある人、妊婦、乳幼児など、重症化リスクのある人は、症状がみられた場合には、自己判断せず、早めに医療機関への受診を検討してください。
編集部まとめ
厚生労働省の発表によると、インフルエンザ患者数は1週間で約2倍に急増しており、感染が急速に拡大していることがわかります。手洗い、うがい、適切なマスクの着用、人混みを避けるといった基本的な感染対策を日常的に実践し、十分な睡眠やバランスの取れた食事で免疫力を保つことが重要です。これらのポイントを日々の生活に活かしていきましょう。

