「高齢者に多い多発性骨髄腫」における”4つの治療法”とは? 6つの症状も医師が解説!

「高齢者に多い多発性骨髄腫」における”4つの治療法”とは? 6つの症状も医師が解説!

高齢者がかかりやすい多発性骨髄腫の治療についてよくある質問

ここまで高齢者がかかりやすい多発性骨髄腫の原因・症状・治療法などを紹介しました。ここでは「高齢者の多発性骨髄腫の治療」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

無治療経過観察となるのはどのようなケースですか?

多発性骨髄腫は腰痛・骨折・貧血・高カルシウム血症・腎不全など、症状が出ていなければ治療せず、定期的に受診して経過観察します。症状がない患者さんに早期に化学療法を行っても生存期間の延長は認められないという研究結果があります。多発性骨髄腫の前段階であるがんのくすぶり型(無症候性)多発性骨髄腫は、早期の治療は行いませんが、定期的に検査を行い経過観察が必要です。

治療の前にどのような検査を行いますか?

確定診断を行い、治療方針を決めるために骨髄検査・血液検査・尿検査・画像診断を行います。骨髄検査の方法は、骨髄穿刺や骨髄生検です。骨髄検査は、造血機能や血液疾患の原因、腫瘍細胞の状態がわかる検査です。血液検査では造血機能・腎機能・骨髄腫の進行度の状態を確認します。尿検査では、抗体の役割を果たさないタンパクであるベンスジョーンズタンパクの有無や腎機能を調べます。画像診断はX線・CT・MRI・PETを行い、病気の広がりや骨の状態を調べる検査です。

編集部まとめ

多発性骨髄腫の原因は不明ですが、遺伝子や染色体異常が関与しているとされています。

症状は数多く、貧血・出血傾向・倦怠感・発熱・骨が脆くなる・高カルシウム血症・過粘稠度症候群などさまざまです。

治療が必要な場合は化学療法が中心で、ステロイド薬と組み合わせることがあります。場合によっては自家造血幹細胞移植や放射線治療などを行うことがあります。

多発性骨髄腫は再発リスクがあるため、慎重な経過観察と、症状や進行度に応じた治療を行うことが重要です。

配信元: Medical DOC

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