
和食を中心に様々な飲食店を国内外で展開する和僑ホールディングスは、2月3日(火)、東京都中央区人形町のうなぎ料理専門店「人形町 梅田」の暖簾を受け継ぎ、新たな一歩を踏み出した。
「人形町 梅田」は二代にわたって人形町で親しまれてきた老舗うなぎ専門店。和僑ホールディングスが店舗を事業承継し、三代目として富田正藤氏が就任する。
老舗店を今後100年続くブランドとして展開

人形町は江戸歌舞伎発祥の地として知られるだけでなく、歌舞伎役者や観客が江戸前のうな丼やうな重を好んで楽しんできたうなぎ料理に縁の深い土地でもあるそう。「人形町 梅田」の歴史は戦争によって焼失してしまったが、人形町の地で長く親しまれてきた老舗店だ。
和僑ホールディングスは、2025年11月に「人形町 梅田」を事業承継した。二代目白石圭吾氏が長い年月をかけて提供してきた味、守ってきた看板、その人生や矜持を引き継いでいくとともに、「人形町 梅田」を今後100年続くブランドとして展開していく。
高齢となった二代目店主から継承する三代目店主の富田正藤氏は、銀座の「米村」をはじめ、ホテルニューオータニ東京「ほり川」、日本橋「稲ぎく きくもと」で料理長を歴任してきた。人生を懸けて和食で培った技術をいかして看板を引き継ぐ考えだ。
看板「梅田丼」のほか一品料理も豊富に用意

「人形町 梅田」最大の特徴は、うなぎと梅干という通常食べ合わせが悪いといわれる、禁断の組み合わせを「梅田丼」として提供していることだ。本来、うなぎと梅干は相性がよく、食べ過ぎてしまうことから要注意とされた組み合わせであり、江戸時代から粋人の間でひそやかに受け継がれてきた味でもあるそう。「梅田丼」はごはんの上に刻みのり、梅肉を敷きつめて、タレにつけて焼き上げたうなぎを載せている。「人形町 梅田」でもその語源を体現する看板メニューとして長く愛されており、古くて新しい未体験の味として提案していく。
また、うなぎの一品料理も豊富に揃えている。お通しとして提供している「鰻の煮凝り」は箸をいれた瞬間にとろけるような仕上がり。このほか「鰻巻き」「肝焼き」、うなぎを贅沢にのせた「茶碗蒸し」など、鰻料理専門店と和食店との技術を掛け合わせた料理を提案する。
