こたつに長時間入ると現れる症状とは?メディカルドック監修医が寝ると現れる症状・寝てはいけない理由・眠くなる原因・こたつに入る際の注意点などを解説します。

監修医師:
木村 香菜(医師)
名古屋大学医学部卒業。初期臨床研修修了後、大学病院や、がんセンターなどで放射線科一般・治療分野で勤務。その後、行政機関で、感染症対策等主査としても勤務。その際には、新型コロナウイルス感染症にも対応。現在は、主に健診クリニックで、人間ドックや健康診断の診察や説明、生活習慣指導を担当している。また放射線治療医として、がん治療にも携わっている。放射線治療専門医、日本医師会認定産業医。
こたつに長時間入ると現れる症状

こたつに長時間入っていると、体が温まりすぎたり、同じ姿勢が続いたりすることで、体調に変化が現れることがあります。まずは、座ったまま長時間過ごした場合に起こりやすい症状について確認していきましょう。
身体のだるさ・脱水症状
こたつに長時間入っていると、下半身を中心に体が温まり、気付かないうちに汗をかくことがあります。その結果、体内の水分が不足し、だるさや口の渇き、軽い頭痛などの脱水症状が現れることがあります。
対処としては、こまめに水分を補給し、定期的にこたつから出て体を冷ますことが大切です。症状が続く場合や、強い倦怠感・めまいがある場合は、内科を受診しましょう
足のむくみ・血行不良
同じ姿勢で長時間座り続けると、下肢の血流が滞り、足のむくみや重だるさを感じることがあります。特に、運動不足や冷え性のある方では起こりやすい傾向があります。
ときどき足を動かしたり、立ち上がって軽く体操をしたりすることで予防が可能です。むくみが強く、痛みや左右差がある場合は、循環器内科などでの相談が望まれます。
低温やけど
こたつの熱源に長時間近づいた状態が続くと、皮膚が徐々にダメージを受け、低温やけどを起こすことがあります。赤みやヒリヒリ感、水ぶくれなどが初期症状です。
異常を感じた場合はすぐに使用を中止し、患部を冷やしてください。水ぶくれができた場合や痛みが強い場合は、皮膚科を受診しましょう。
こたつに長時間入って寝ると現れる症状

こたつでそのまま眠ってしまうと、体温調節や水分バランスが乱れ、体に負担がかかることがあります。ここでは、こたつで寝た場合に起こりやすい症状を解説します。
脱水・体調不良
こたつで寝てしまうと、水分補給ができないまま発汗が続き、脱水が進みやすくなります。起床後に頭痛や吐き気、強いだるさを感じることもあります。
起きたらまず水分を摂り、体調が戻らない場合は内科を受診してください。
体温調節の乱れ
睡眠中は体温調節機能が低下するため、こたつの熱が体にこもりやすくなります。その結果、寝汗やほてり、睡眠の質の低下につながることがあります。
こたつでの就寝は避け、布団やベッドで適切な寝具を使うことが大切です。
低温やけどやその他の皮膚トラブル
眠っている間は痛みや熱さに気付きにくく、低温やけどのリスクが高まります。特にすねや足首、太ももなどは注意が必要です。
皮膚の異変に気付いたら早めに皮膚科を受診しましょう。

