こたつで寝てはいけない理由

こたつで寝る習慣は、一見快適に思えても、健康面では注意が必要な点があります。なぜ「こたつで寝るのは避けたほうがよい」とされるのか、その理由を解説します。
脱水や体調不良を招きやすい
こたつの中は思っている以上に体が温まりやすく、寝ている間にも発汗が続くことがあります。睡眠中は水分補給ができないため、知らないうちに脱水が進み、起床後に頭痛やめまい、強いだるさなどの体調不良を感じることがあります。
特に高齢の方や、もともと水分摂取量が少ない方では、脱水の影響が出やすいため注意が必要です。
低温やけどのリスクが高い
こたつの熱源は高温ではないものの、長時間同じ部位に熱が加わることで、低温やけどを起こす可能性があります。寝ている間は熱さや違和感に気付きにくく、皮膚の赤みや水ぶくれができるまで気付かないケースもあります。
睡眠の質が低下する
本来、睡眠中は体温が徐々に下がることで深い眠りに入りやすくなります。しかし、こたつで寝てしまうと体が温まり続け、体温調節がうまくいかず、眠りが浅くなりやすくなります。
その結果、睡眠時間が確保できていても疲れが取れにくく、翌日の倦怠感や集中力低下につながることがあります。
こたつに入る際に気を付けた方がいいこと

こたつを安全・快適に使うためには、いくつか意識しておきたいポイントがあります。体への負担を減らすための注意点を確認しておきましょう。
こまめに休憩を取る
長時間続けてこたつに入るのではなく、定期的に外に出て体を動かすことで、血流の滞りや体温の上昇を防ぐことができます。目安としては、1時間に1回程度は立ち上がることを意識しましょう。
水分補給を意識する
こたつに入っていると喉の渇きを感じにくくなりますが、発汗によって体内の水分は失われています。意識的に水やお茶などを摂取し、脱水を予防することが大切です。
同じ姿勢を続けない
座ったままの姿勢が続くと、足のむくみや血行不良を招きやすくなります。足首を動かしたり、軽くストレッチをしたりするだけでも血流改善につながります。
換気を行う
こたつを使用している部屋は空気がこもりやすく、眠気や頭重感の原因になることがあります。定期的に換気を行い、新鮮な空気を取り入れるようにしましょう。
就寝目的で使用しない
こたつはあくまで「くつろぐための暖房器具」であり、就寝用ではありません。眠くなった場合は無理に我慢せず、布団やベッドに移動して休むことが、体調管理の面でも重要です。

