「こたつの長時間使用」についてよくある質問

ここまでこたつの長時間使用について紹介しました。ここでは「こたつの長時間使用」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
こたつで寝るとヒートショックを引き起こす可能性はありますか?
木村 香菜(医師)
こたつそのものが、入浴時のように急激な温度変化を生じさせるわけではないため、直接ヒートショックを引き起こすケースは多くありません。ただし、こたつで体が十分に温まった状態から、寒い部屋へ急に出たり、夜間にトイレに立ったりすると、血圧が急激に変動し、めまいや立ちくらみを起こす可能性があります。特に高齢の方や高血圧、心臓病などの持病がある方は、こたつから出る際にゆっくり動くこと、部屋全体をある程度暖めておくことが大切です。
毎日こたつで寝るとどうなりますか?
木村 香菜(医師)
毎日こたつで寝る習慣が続くと、睡眠中の発汗による脱水や、低温やけど、睡眠の質の低下などが起こりやすくなります。また、体温調節がうまく働かない状態が続くことで、朝のだるさや疲労感が抜けにくくなることもあります。一時的に寝てしまうことがあっても、できるだけ布団やベッドに移動して休むようにし、こたつでの就寝を習慣化しないことが望ましいでしょう。
まとめ
こたつは冬を快適に過ごすための便利な暖房器具ですが、使い方によっては体に負担がかかることもあります。特に長時間の使用や、こたつで寝てしまう習慣は、脱水や低温やけど、睡眠の質低下などにつながる可能性があります。
体調の変化に気付いたときは無理をせず、こまめな休憩や水分補給を心がけながら、安全で上手なこたつの使い方を意識していきましょう。
「こたつの長時間使用」と関連する病気
「こたつの長時間使用」と関連する病気は4個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
内科系
熱中症深部静脈血栓症
ヒートショック
皮膚科系
低温やけど
こたつを長時間使用することによる健康リスクにはこれらのようなものがあります。適度な時間の使用にとどめるとよいでしょう。
「こたつの長時間使用」と関連する症状
「こたつの長時間使用」と関連している、似ている症状は4個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
めまいだるさ
背中がつる
肩が痛いこたつを長時間使用すると、これらのような症状が現れることがあります。
参考文献
あなたは大丈夫? 冬の製品事故 | 政府広報オンライン
電気こたつ、ゆたんぽ等の冬場の事故防止について | 製品評価技術基盤機構(NITE)
健康増進に向けた住宅環境整備のための研究 | 厚生労働省
冬場に多発! 温度差で起こるヒートショック | 済生会
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