猫の『分離不安症』が疑われるサイン5つ 主な原因から効果的な対処法まで

猫の『分離不安症』が疑われるサイン5つ 主な原因から効果的な対処法まで

︎分離不安症とは

抱かれる猫

分離不安症は、留守番など飼い主さんとの分離に伴い不安になり、様々な行動学的不安兆候や生理的不安兆候が見られる状態の事です。 

飼い主さんが外出の準備をした時点で不安が募り始め、後追いしたり、ソワソワしたり、具合が悪くなったりする事も多いです。

︎分離不安のサイン

パソコンに乗る猫

1.舐めすぎによる脱毛

猫は不安な事があるとグルーミングが過剰になります、特に足先などをしきりに舐める事が多く、よく舐めている場所が脱毛してしまう事が少なくありません。

脱毛は皮膚炎やホルモンの病気などでも現れるため、動物病院で検査してもらい、異常がなかった場合は分離不安などストレスによる舐め壊しだと判断されます。

2.破壊行動

家具やカーテンなどを破いてしまったり、棚の物を落とすなど破壊行動が見られる事があります。家具やカーテンなど壊す理由が分離不安であった場合は、その部分にフェロモン製剤のスプレーなどを吹きかけておく事で、猫が安心し破壊行動が減らせるかもしれません。

3.トイレの失敗

トイレ以外の場所で粗相をしてしまうのも分離不安のサインとしてよく見られます。これは飼い主さんの匂いがする場所に自分のおしっこの匂いをマーキングする事で、猫が不安な心を落ち着かせようとする事から起こります。

しかし粗相してしまうのは猫に多い膀胱炎や関節炎などの病気の際にも見られる症状のため、まずは動物病院で尿検査などを受けて病気を否定する事が大切です。

4.よく鳴く

飼い主さんが外出の準備をしている時から帰宅するまで激しく鳴き続ける場合も分離不安のサインと言えます。よく鳴く時にはそれがどんなタイミングなのか、飼い主さんのどのような行動がきっかけで鳴き始めるのかなどをしっかりと把握する事が大切です。

また、高齢猫の場合は痴呆でもよく鳴くという症状が見られる事があります。

5.消化器症状 

重度の分離不安になると、ストレスから嘔吐や下痢、血便、食欲不振などの消化器症状が見られる場合もあります。これらの症状が見られた際はまずは動物病院で他の病気を否定しなければいけません。

そして異常がないのに消化器症状が見られ、他の分離不安のサインも同じタイミングで見られる場合、慢性的な分離不安が原因と言えます。

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