見てしまった、SNS上での「愚痴」
あの口論があったあと、マコのSNSには明らかに私のことだとわかるような愚痴が投稿されていました。
「信じたいものだけ見てたら、また裏切られて終わるだけなのにな」
「忠告を無視するタイプに限って、不幸のどん底に堕ちるんだよね…もう見てられないわ」
さらに、共通の友人からも「マコが心配していたよ」と声をかけられショックを受けました。どうやらマコは「美南が卓さんの不倫に目をつむって不幸になろうとしてる」と言いふらしているようなのです。不倫はもう終わっていて、今は再構築の段階なのに。こんなにパーソナルなことを周囲にバラされているなんて本当に衝撃です。
私の心はささくれ立っていきました。 マコにとって、私の家庭の問題はエンタメ程度のものだったのでしょうか。自分の意見が受け入れられなくなったら周囲に簡単にばらして被害者ヅラをするなんて、あまりにも信じられない態度です。
不倫をした卓はもちろん悪い。でも、夫は少なくとも私と向き合い、変わろうとしています。 対してマコは、「正義」という盾を構えながら、私を追い詰めているように感じます。
「……もう、限界かも」
私はSNSの通知が来ないように設定し、画面をそっと閉じました。暗くなった画面に映る自分の顔は、ひどく疲れ切っていました―――。
あとがき:SNSに漂う「悲劇のヒロイン」の香り
ついにマコの攻撃性がむき出しになりました。自分のアドバイスが拒絶された途端、SNSを使って共通の友人にまで根回しをする姿は、執着そのものです。マコにとって美南は、自分が優位に立つための「守ってあげるべき可哀想な私より下の存在」でなければならなかったのでしょう。
夫との関係よりも、親友との関係に限界を感じ始めるという逆転現象が、美南の孤独と決意を際立たせています。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

