【世界を駆ける経営者の三種の神器】麻布台ヒルズで予約殺到!ベトナム発「Pizza 4P's」創業者・益子陽介が“24時間手放せない”ガジェットとは?

【世界を駆ける経営者の三種の神器】麻布台ヒルズで予約殺到!ベトナム発「Pizza 4P's」創業者・益子陽介が“24時間手放せない”ガジェットとは?

Pizza 4P’s益子さんの愛用品。HOLICCの「ONE」

ベトナムで産声を上げ、今やカンボジア、インドネシア、インド、そして東京・麻布台ヒルズとアジア圏を席巻するピザ店「Pizza 4P's」。2026年6月にはニューヨーク進出も控えるこの勢いの中心にいるのが、創業者の益子陽介氏だ。店ごとに異なる独創的なインテリアにしたり、銃弾の空薬莢を再利用したカトラリーを取り扱うなど「モノ」への深いこだわりを持つ彼が、自身の多忙な日々を支える愛用ガジェットについて語ってくれた。

【Pizza 4P'sの哲学】「自分が使って気分がいいか」がモノ選びの基準

Pizza 4P'sの創業者・益子陽介氏と妻の高杉早苗氏

(右)益子陽介(ますこ・ようすけ)と妻の高杉早苗さん

ベトナムを訪れたことがある人なら一度は聞いたことがあるピザ店「Pizza 4P’s」。2023年11月には東京・麻布台ヒルズにもオープンし、数カ月先まで予約が取れない人気店だ。カンボジアやインドネシアなどにも出店し、アジア圏を席巻しているが、2026年6月にはニューヨーク・ブルックリンにも出店予定で、その勢いは衰えを知らない。店舗デザインは店ごとに異なり、地元の伝統文化を取り入れたインテリアや、銃弾の空薬莢を使ったカトラリーなど、こだわった店作りをしている。そんな益子さんに、お気に入りのガジェットへの思いを伺った。

薬莢のカトラリーや藍染のインテリアに込めた想い

ーー「Pizza 4P's」では、プラスチックの廃材を使ったアイテムを店舗で取り入れたり、ベトナムでは北部の山岳地帯・サパの藍染技法を使ったブランドとともにバッグを作ったりされていますが、どんなところにこだわってお店に取り入れているのですか?

益子:極論かもしれませんが、「自分がそれを使って気分がいいかどうか」を大切にものを選んでいます。例えば、割り箸はとても便利なものですが、ただ捨ててしまうのと、その割り箸がリサイクルされ、また活用されていくのとではどちらが気分的にいいかどうかを考えてみると、ただ捨ててしまうよりも、リサイクルされたものの方が自分としては使っていて気分がいい。さらに、自分たちがやっている飲食店の中で、そういう自分たちの考えや思いを、どうやったら多くの方に伝えていくことができ、共感してもらえるかを考えて取り入れています。お店のメニューを楽しんでいただくのはもちろん、カトラリーや食器などを使っていただくことは、お店側とお客さんとのコミュニケーションの一つであると思うのです。作り手だったり、僕たちがどんな思いを持っているのかを伝えられるようなプロダクトをできるだけ提供していきたいと思っています。ただ、「自己満足なだけのものにならないように」というのは気をつけていて、アート性がありつつ、使いやすいものであることにもこだわっています。

カンボジア内戦で用いられた銃弾の空薬莢を再利用したAndkow × 4P’sのカトラリー。

銃弾の空薬莢を再利用したAndkow × 4P’sのカトラリー。

ーー店内のインテリアでこだわっているところはありますか?

益子:インド店では、使われなくなってボロボロになった椅子を剥いで、再度職人さんに仕上げてもらったリクレイムドチェアを使ったり、麻布台ヒルズでは、一部にリサイクルしたプラスチック材を使用した椅子を使用していたりします。以前、「BUAISOU」という藍染集団が展示会をしていた際に、藍染をした木が展示されていたのですが、それがとても素敵で展示会が終わったらどうするか伺ったら、使い道がないというので、それを購入させていただき、麻布台ヒルズ店で使っています。

リクレイムドチェアを使用したPizza 4P'sインド・バンガロール店

リクレイムドチェアを使用したPizza 4P'sインド・バンガロール店

食用コオロギやホエイを活用。「循環」するピザ店を目指して

ーー食材においても、無駄をなくすような取り組みはされていますか?

益子:チーズを作る際に出るホエイを使って、サイダーを作ったりビールに使ったりしていますし、液肥にして栄養剤として畑に撒いたりしています。ベトナムでは、使用する食材でも商品としてはどうしても使えないけれど食べられる部分などを、貧しい方のためにお料理提供する「フードレスキュー」のような活動をされているところに受け取ってもらっています。また、カンボジアでは、食用コオロギを育てているところに残ったピザを提供し、コオロギの粉末をスパイスにして、ピザのトッピングに使用したりしています。

【愛用ガジェット】世界を飛び回る益子陽介を支える「三種の神器」

11日間充電不要。健康管理の要「GARMIN(ガーミン)」の時計

ーー世界のあちこちを飛び回り、多忙を極める益子さんですが、愛用しているガジェットを教えていただけますか?

益子:まずは、「GARMIN(ガーミン)の時計です。デザインもシンプルで、11日ほど充電しなくていいというのが魅力ですが、睡眠スコア付きのモニタリング機能があったり、ストレスレベルなどを計測してくれるのでとても重宝しています。

Pizza 4P’s益子さんの愛用品。GARMIN(ガーミン)の時計

Pizza 4P’s益子さんの愛用品。GARMIN(ガーミン)の時計

かけっぱなしOK。金子眼鏡の「度なし×老眼鏡」カスタムモデル

ーー他にはありますか?

益子:それからメガネは6本くらい持っているのですが、お気に入りは金子眼鏡の「ACETATE KA-82」というもの。レンズが大きめなので、レンズ下側にリーディンググラス(老眼鏡)を入れていて、上側は度なしを入れているので、かけたり外したりせずに、かけっぱなしにできます。カラーグラスに深緑を入れているので、緑を見ると緑が映えるのです。

Pizza 4P’s益子さんの愛用品。金子眼鏡「ACETATE KA-82」

Pizza 4P’s益子さんの愛用品。金子眼鏡「ACETATE KA-82」

500gの超軽量!出張に欠かせない「HOLICC」と「Raizon」のバッグ

ーー飛行機移動が多い益子さんですが、愛用しているバッグはありますか?

益子:「HOLICC」というブランドの「ONE」と「Raizon」の「スリムバッグ」を愛用しています。「HOLICC」はビジネスバックパックとして使っていて、出張時に服がめちゃくちゃ入るうえに、自立するので重宝しています。ショルダーがよく工夫されていて重さを感じにくく、小物の整理もラクなんです。機能性に優れているアイテムです。「Raizon」の方は500gなのでとにかく軽い!撥水性があって、15インチのMacBookも入りますし、外ポケットにパスポートも入るので愛用しています。

Pizza 4P’s益子さんの愛用品。HOLICCの「ONE」

Pizza 4P’s益子さんの愛用品。HOLICCの「ONE」

Pizza 4P’s益子さんの愛用品。Raizonの「スリムバッグ」

Pizza 4P’s益子さんの愛用品。Raizonの「スリムバッグ」

Pizza 4P'sの創業者・益子陽介氏と妻の高杉早苗氏

益子陽介さん
法政大学卒業後、商社を経て、サイバーエージェントに入社。投資育成事業部ベトナム代表としてベトナム赴任。2011年、ベトナムでPizza4P’sを立ち上げる。2014年には『AERA』の「アジアで活躍する日本人100人」に選出。

文/MonoMax編集部

配信元: MonoMaxWEB