猫が『靴やスリッパ』を好みやすい理由4つ 執拗に離れたがらないワケとは

猫が『靴やスリッパ』を好みやすい理由4つ 執拗に離れたがらないワケとは

3.テリトリー意識

スリッパに両前足を入れる猫

飼い主さんの匂いを自分にこすりつけるという理由を先述しましたが、逆に、自分の匂いをスリッパにこすりつけるという考えもあります。

猫は、自分の匂いをつけることで安心感を得る動物です。頬や体をこすりつける「スリスリ行動」には、縄張りを示すためのフェロモンを付着させる意味があります。

スリッパは、飼い主さんが毎日使うアイテムです。そのため猫にとっては、「飼い主さんの足」のような認識で、スリッパに自分の匂いを重ねることもあるでしょう。「スリッパ=飼い主さんの足」は、自分のテリトリーの一部と主張するという行動で、特に多頭飼の家で見られやすいかもしれません。

また来客があった後など、環境に変化があるとスリッパへの執着が強まることもあります。これは、不安を感じたときに自分の匂いを付け直し、安心できる空間を確保しようとする猫なりの行動といえるでしょう。

4. 遊び心・狩猟本能

スリッパに乗る猫

猫はもともと狩りをする動物であり、遊びの中にも狩猟本能が色濃く表れます。したがって、人間から見たらただのスリッパでも、猫にとっては魅力的な対象。歩くたびに位置が変わり、床の上で引きずられるスリッパは、猫の目には獲物のように映ることがあるのです。

また、ひらひらと動く装飾や、噛みごたえのある縁・中敷きの感触も、猫の好奇心を刺激します。

その結果、スリッパを「蹴りぐるみ」のようにして遊ぶ猫もいます。前足で押さえつけたり、噛みついたり、中に前足や顔を突っ込んだりする行動が見られます。これはスリッパを「安心できる匂いのある遊び道具」として認識している状態です。

とくに、若い猫や運動量が多い猫ほど、スリッパを狩りの練習相手のように扱う傾向があるので、スリッパをおもちゃにされてしまっても怒らないようにしましょう。

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