タイの人気俳優マーチ＝チュターウット・パッタラガムポンとSnow Man・向井康二がW主演するドラマ「Dating Game～口説いてもいいですか、ボス!?～」の第11話が9月22日に配信された。第11話は、互いへの想いを強くするヒル(マーチ)とジュンジ(向井)のかわいさに多くの視聴者が胸キュンしたが、終盤には2人にとって予期せぬ展開が訪れた。(以下、ネタバレを含みます)
■いよいよ新作ゲームの発表会を迎える
同作は、全編タイで撮影された新感覚の異文化ラブストーリー。向井はタイドラマ史上初の日本人主演としてタイ語での演技に挑み、W主演のマーチのほか日本でもファンが多いフルーク＝ナタット・シリポントーン、ユド＝タンタット・ターリンピロムら、人気と実力を兼ね備えたキャストたちと共演する。
マーチ演じる新人ゲームデザイナーのヒルと向井演じるゲーム会社の完璧過ぎる冷酷な社長ジュンジ。日本とタイ、異なる価値観を持つ2人が出会い、ぶつかり合いながらも絆を深め、見る者の心に温かな余韻を残す物語が繰り広げられていく。
新作の恋愛シミュレーションゲームのデータ集めのため、モデルとなるジュンジを対象にしたミッションを遂行したヒル。連絡先を教えてもらう、心を込めて手を握る、交際を申し込むというミッションをする中で、本物の恋心が生まれた。
第11話では、冒頭からヒルとジュンジのイチャイチャが全開だ。新作ゲーム「エターナル キズナ」完成発表会の前夜、スマホのメッセージ機能でやりとりをする中、ヒルが指ハートした自撮り写真と「ミニハートだよ」と送信したのに対して、「つまり？」と返すジュンジ。ヒルがすかさず「ラブ」と返信し、ジュンジは笑顔に。それだけでなく、「そろそろ寝るね、おやすみ」と文字を打つと、ヒルからのメッセージは「はい、大好きだよ、ボス」とハートの絵文字付きで、ジュンジはソファの上で思わず身をよじった。物語が始まった頃はクールな印象だったジュンジだが、その面影はどこへやら…。そんな2人のかわいさにキュンとする。
そして、ついに2人が仲間たちと一緒に準備してきた新作ゲームの発表会当日を迎える。ヒルはメッセージをやりとりした後、完成させた手作りのお守りをジュンジに渡し、成功を祈った。
■新作ゲームは大成功！ジュンジは本社からある提案を受ける
ジュンジをモデルにしたキャラクターのマイク、ジュンジの親友で有名レストランのオーナーシェフ・パット(フルーク)をモデルにしたディロンに注目が集まり、新作ゲームは配信初日から想像を超えるダウンロードを記録。ランキングトップになるほどの人気ゲームとなった。
みんなで喜んでいると、ジュンジに日本の本社から連絡が入る。そこで提案されたのは、ジュンジの念願だった日本の大型プロジェクトの責任者を任せるというもの。しかし、それを受けると日本に戻って仕事をしなければならない。ジュンジの目には戸惑いの色がにじんだ。
■ジュンジがヒルに本社に戻る話があることを打ち明ける
そんな中、入社する前から大好きだった恋愛シミュレーションゲーム「Yuka! Love Me Please」の管理を任されることになったヒルは、「手伝ってほしいことがある」とジュンジを誘う。自分をモデルにしたHarukiというキャラクターを作りたいのだという。
残念ながら「Yuka! Love Me Please」のサービス終了は既定路線。ずっと自分の大切な人だったYukaのため、ゲームは終了してもHarukiが一緒にいてくれれば寂しくないだろうと考えてのことだ。Yukaのモデルはジュンジであり、その相手には自分しかいない。「君はロマンチックだな」と告げたジュンジは、ヒルに誘われた行き先を自分が行きたかった湖畔のキャンプ場にしてもらった。
キャンプ場でヒルと楽しく過ごした夜、テントの中でジュンジは本社に呼び戻されたことを打ち明ける。ただ、以前はそのプロジェクトを任されることが夢だったが、今の夢はタイに残ってヒルとゲームを作ることだとジュンジは付け加えた。
衝撃を受けたヒルは「ありがとう」と伝えつつ、「ジュンジとYukaが僕に教えてくれた。夢を絶対に諦めないでと。夢を諦めなかったから、僕たちは出会えた。だから今度はジュンジが夢をかなえる番だよ」と、ジュンジの背中を押した。
ポロポロと涙をこぼすジュンジ。ヒルは自身も涙声になりながら「心配しないで。ジュンジがどこにいても何をしてても、いつか僕が必ず会いに行く」と語る。ひとしきり泣いた後、2人はキスをし、深く結ばれた。
■ベイ＆パットのカップルはドラマチックな仲直り！
一方、ベイ(ユド)とパットのカップルは、前話でベイがパットに秘密にしていたことがあってけんか別れ。それでも、そのまま行方不明になったベイを心配し、パットは悶々とした日々を過ごしていた。
ジュンジの会社の新作ゲームのファンミーティングに参加し、司会者から制作裏話を問われたパットは、「それは愛です」とベイと恋に落ちたことを話した。自分の反省点を語り、謝罪するパット。すると、会場でひそかに聞いていたベイが「俺もごめん」と声を出した。そして大勢のファンの前でドラマチックなハグをし、キスを交わした。
最終話を前に、キュンとしたり、ほほ笑ましかったり、心配したり、悲しみが胸に迫ったり…、さまざまな感情で心揺さぶられた第11話の展開。SNSには「感情ジェットコースター」「こんなに感情がぐちゃぐちゃになるなんて思ってもなかった」「余韻がすごい」「テントのシーン、2人の泣きの演技がすご過ぎて」「テントのシーン美しかった」「ベイパトもよかった」などの投稿が並んだ。
今回も配信開始後間もなく「#DatingGameEP11」がトレンド入りし、日本・世界のトレンド1位にまで躍り出る大きな反響となった。
「Dating Game～口説いてもいいですか、ボス!？～」は、毎週月曜夜11:30に最新話が更新。タイと同時間に、タイ放送バージョンに未公開シーンを加えたディレクターズカット版をLeminoにて配信中。最終話配信後には、タイ放送版を期間限定で無料配信する予定となっている。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
