偶然にも同じデビュー年で近い芸歴
2人は共に2015年に芸歴をスタート。平手さんは8月21日に欅坂46の一員としてお披露目会見に出席し、神尾さんは翌日の8月22日に『母さん、俺は大丈夫』(日本テレビ系)でドラマに初出演しました。平手さんは「サイレントマジョリティー」、「不協和音」など数々のヒット曲で欅坂46のセンターを務め、社会や周囲と協調できずにいる「僕」の孤独や絶望を全身全霊で表してきました。その多くがプロデューサー・秋元康さんが平手さんに当て書きしたものです。
その“僕”のイメージは役者としても引き継がれ、ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)では、部活でのプレッシャーから万引きや放火に走るも、東大受験により前を向く岩崎楓を、『六本木クラス』(テレビ朝日系)では反社会的な特性のあるパーソナリティ障害を持つ麻宮葵を演じていました。そんな平手さんの陰の部分には強烈に惹かれる女性ファンも多く、熱狂的な同性の“ガチ恋”ファンを抱えてきました。
「華があるのに陰がある」独自の世界を持つ表現者
一方の神尾さんも『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)では、不良に集団暴行され選手生命を絶たれるも、マネージャーとして水泳部を支える真壁翔を、『左ききのエレン』(TBS系)では広告代理店に勤務するクリエイターの“天才になれない”葛藤を演じていました。
多数のドラマや映画に出演し、雑誌『ViVi』(講談社)の「NEXT国宝級イケメンランキング2020年上半期」NEXT部門で1位を獲得。美貌もさることながら、アンニュイな佇まいが女性ファンから絶大な支持を得ています。2023年に出演した『いちばんすきな花』(フジテレビ系)では真剣に対峙する友人がおらず、自分を「いてもいなくても同じ」存在と感じる佐藤紅葉もハマり役でした。力強い眼差しの中にも憂いを持つ神尾さんは、芯の強さと儚さを同居させる平手さんと似た雰囲気を感じざるを得ません。2人とも「華があるのに陰がある」独自の世界観を崩さない表現者なのでしょう。

