映画『国宝』が22年ぶり快挙の一方で…2025年公開作の「明暗」を振り返る!期待作がなぜ苦戦したのか?

映画『国宝』が22年ぶり快挙の一方で…2025年公開作の「明暗」を振り返る!期待作がなぜ苦戦したのか?

上映時間と監督のSNS投稿が波紋を呼んだ『宝島』

 2025年9月に公開された映画『宝島』。主演の妻夫木聡さんをはじめとする豪華俳優陣に加え、『るろうに剣心』シリーズで知られる大友啓史監督が手がけたことから、公開前には大きな注目を集めていました。

 米軍統治下の沖縄を舞台に、直木賞受賞の同名小説を原作とした意欲作ですが、『国宝』を超える191分もの上映時間がネックに。さらに大友監督がXで批判コメントを引用しつつ、「ふーーん」と投稿したことも波紋を呼びました。

初週圏外から「満席」へ、口コミで大逆転の『トリツカレ男』

 一方で、公開当初は厳しい状況だったものの、口コミで評価を高めた作品もあります。

 アニメ映画『トリツカレ男』は、声優にAぇ! groupの佐野晶哉さんと上白石萌歌さんを起用した話題作でしたが、初週はランキング圏外スタートとなりました。公開前は独特なキャラクターデザインに戸惑う声がありましたが、物語性や演出を評価する声が広がり、口コミで注目を集めるように。上映館は限られているものの、満席となる劇場も出るなど、ロングラン上映につながっています。

 上白石さんも2025年11月15日(土)にXを更新し、「満席の映画館も増えてきていると小耳に挟みました……! うれしい、うれしい、だって素晴らしい作品だものなあ」と喜びを綴(つづ)っていました。

 興行成績だけを見ると「爆死」と表現されてしまう作品にも、『トリツカレ男』のように後から評価を高めていく映画があるかもしれません。数字だけでは測れない作品の魅力に、今後も注目したいところです。

(LASISA編集部)

配信元: LASISA

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