1.猫たちの注意を引く
猫のケンカを穏便に済ませる方法として、まず挙げられるのが、猫たちの注意を引くこと。猫の意識を一時的に別の対象へ向けさせるのです。
猫は視覚や聴覚の変化に敏感。軽く手を叩く、床に物を落とす、別の部屋から音を出すといった行為で、注意の対象を切り替えられる場合があります。目の前のケンカ相手から、意識を別の物に逸らすイメージです。
注意すべきは、叱る目的で声を荒げないこと。猫は人間の言葉の意味よりも声のトーンに反応します。怒鳴ることで「相手が悪い」のではなく「危険だ」と認識し、ストレスや不安を与えてしまう恐れがあります。
2.視界を遮る
2つ目の対策は、猫たちの視界を遮ること。すでに猫同士が向き合い、緊張状態に入っている場合は、視覚情報を遮断することが非常に効果的。猫は相手の姿を確認し続けることで興奮します。そのため、物理的に視界を切ることで頭を冷やさせる作戦です。
クッション、段ボール、座布団、バスタオルなど、手近にある物を間に差し込むことで十分対応可能。ただし、不用意に猫の体に物を当てないことが重要。猫たちは興奮状態なので、防衛本能が働いて、仲裁に入った人に牙を剥く可能性があります。
また、視界を遮った後は、一方の猫が逃げられる動線を確保することも大切。追い詰められた状態が続くと、再び衝突が起きやすくなります。

