
テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。2月8日の放送では、1年ぶりの妄想告白企画「アイドル番組を忘れるな!ドキドキ妄想告白シチュエーション」がおこなわれた。メンバー渾身の台本とクセつよメンズの演技、さまざまな要素が絡み合うカオスが生まれてしまう。
■出てきただけで不穏な空気が漂う“幻の9人目”
2月8日の放送では、近づいてきたバレンタインデーにちなんだ妄想告白企画を実施。毎回黄色い悲鳴が上がるシチュエーションから破天荒な妄想まで飛び出す迷企画なだけに、番組冒頭からメンバーも浮足立っている。
なお今回はMCであるオードリー・若林正恭と小坂菜緒、森本茉莉、藤嶌果歩、鶴崎仁香が審査員を勤め、1人最大「10キュン」で採点して“1位”の妄想告白を決定するという。ちなみに藤嶌は恋愛リアリティーショーなどをひと通り履修しているなど、胸キュンへの造詣が深いと語る。「今回この立場にいれて本当に幸せ」と120点の笑顔で、楽しむ気満々の意気込みを見せた。
続いては、各自の妄想に付き合ってくれる男性役メンバーの紹介。誰が演じているのかわからないよう、それぞれお手製の似顔絵面をかぶってボイスチェンジャーでシャベル気合いの入れようだ。なお明らかにほかとは違うテイストの似顔絵面をつけている“幻の9人目”の姿に、メンバーがざわつく場面も。
なお9人目は自己紹介の際に「T」と名乗り、15歳で円盤投げをしていると明かす。手には1人だけシワが目立っており、メンバーからは1足先に“見抜かれて”いるようだが…。
■先陣を切るのは金村美玖
最初に披露される妄想告白シチュエーションは、金村美玖の台本「帰り道、先輩の隣。」。“会社の憧れてる先輩との帰り道”というシンプルなシチュエーションのため、相手役に選んだのは会社員だという藤二高宏を指名する。藤二の正体にも期待が高まるなか、いざドラマのスタートが切られる。
人当たりが良くて頼りになる先輩を、寒空の下で1人待つ金村。そこへやってきた藤二こと高橋未来虹に、「今日は本当に助かりました。あの案件、私1人だったら絶対にうまくいってなかったと思います」と礼を述べた。
センターパートに理知的なメガネ、スーツという清潔感あふれる高橋の男役姿には、スタジオから黄色い悲鳴が。早く一人前にならなければと焦る金村の頭をなで、自身も成長しなければと謙遜する藤二。そこで意を決した金村は、小箱を取り出して「私、本当はもっと先輩と一緒にいたいなって思ってるんです」と言葉を絞り出す。
すると余裕たっぷりに小箱を取り上げ、「それって、好きってことでいいの?」と藤二。腰を曲げて顔をのぞき込み、「ちゃんと言葉で教えてよ」と迫る姿にメンバーが続々ともん絶する。「好き」と言葉にした金村へ、藤二も誠実に「俺もだよ、美玖ちゃん」と返してハッピーエンド。シンプルなだけにキュンとするポイントが明確で、非常に企画のコツを掴んだショートドラマとなっていた。
演技を終えた金村は「まさにまさにまさに!こんな高身長で、こんな…キャーッ!」と、ドラマが終わったあとも余韻が抜けきらないようす。一方で高橋は「ドSオーダーをいただいたんですけど、ちょっとやっぱ照れくさくてうまくできたか不安です」と謙虚な姿勢を見せるのだが、「ドSオーダー」という言葉に若林が反応してしまう。
“癖”全開だった金村の台本は、トップバッターにして44キュンを獲得。ちなみに10点満点中9点をつけた“マイスター”藤嶌は、藤二の演技には魅力を感じつつも「こんな男には気をつけなきゃいけないのかなって」と講評する。常に余裕を持ち、女の子を手のひらで転がすタイプの男に「あぶない!」とコメントするのだった。
そのほか清水理央の台本が43キュン、坂井新奈の台本が39キュンと健闘。後半戦で金村の44キュンを破るシチュエーションは現れるのか。
■ガチ照れのメンバーたち
メンバーの“癖”が白日の下にさらされる妄想告白企画。何度やっても新しい発見がある、スルメイカのような恒例イベントだ。今回もそれぞれが持ち寄ってきた力作が披露されるなか、“顔が良い”男役メンバーのおかげで演技にも力が入っているのがわかる。
清水にいたっては自分がオーダーした台本にも関わらず、ドラマが終わってもしばらく顔が火照って収まらないようす。理想のシチュエーションということもあるのだろうが、若林から「ひなあいにしちゃ生々しい」とツッコまれるほどの赤面っぷりは相手役:平岡海月の演技力ゆえだろう。
ここまで演じてきたメンバーの完成度が高いだけに、「T」を引き当てることになるメンバーがいまから不憫というか、おいしいというか…。次回2月15日(日)放送は、妄想告発シチュエーションの完結編。一体誰が「T」とドラマを演じるハメになるのか、期待して待ちたい。
※高橋未来虹の「高」は、ただしくは「はしごだか」

