数年前、地域の町内会で役員を務めていたころの出来事です。長く主婦として家庭を支えてきましたが、地域の活動には前向きに関わりたいと思い、役員会にも積極的に参加していました。資料作成やイベント準備など、できることは率先して引き受けていたつもりです。そんな中で、どうしても引っかかる存在がいました。
学歴を盾にした発言を繰り返す男性役員
役員の一人、Aさんは、やたらと自分の学歴を強調する人でした。
「まぁ、あなたには難しいでしょうけどね」
「これは大学の研究でも使うレベルの話だから」
会議のたびに、そんな言葉を私に向けて投げかけてきます。直接的に否定されているわけではないものの、見下されているのは明らかで、そのたびに胸の奥に小さな違和感が積もっていきました。
予算の話し合いで放たれた決定的なひと言
ある日の役員会で、来年度のイベント予算について話し合っていたときのことです。計算や配分について意見が出る中、Aさんがまた口を開きました。
「こういう計算は、高卒じゃ理解できませんよ」
一瞬、会議室の空気が張りつめたのを感じました。私に向けられた言葉だと、誰の目にもわかる状況でした。

