脳トレ四択クイズ | Merkystyle
早期なら生存率98%!皮膚がん「メラノーマ」のステージと余命を医師が解説!

早期なら生存率98%!皮膚がん「メラノーマ」のステージと余命を医師が解説!

メラノーマと聞くと皮膚の病気という認識の方が多いのではないでしょうか。

転移のないメラノーマは生存率は高いですが、転移すると生存率が大きく下がってしまうことも少なくありません。

本記事ではメラノーマのステージ別の生存率を解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「悪性黒色腫(メラノーマ)が転移」した場合の「余命」は?ステージ別の生存率を医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

山本 康博

監修医師:
山本 康博(MYメディカルクリニック横浜みなとみらい)

MYメディカルクリニック横浜みなとみらい院長
東京大学医学部医学科卒業 医学博士
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医 日本内科学会認定総合内科専門医

悪性黒色腫(メラノーマ)とは?

メラノーマは皮膚がんの一種ですが、皮膚がんにもさまざま種類があり、皮膚メラノーマとそれ以外の基底細胞がん・扁平上皮がん・血管肉腫に大別されます。メラニンをつくる細胞ががん化したものだと考えられており、悪性度の高いがんです。見た目はほくろに似ており、黒く目立つ特徴があります。
紫外線が発症のリスクとなるため、頭部・顔面・頸部・手の甲などの紫外線を浴びやすい部位に発症します。しかし、日本人は足底部に好発することが少なくないです。

悪性黒色腫(メラノーマ)のステージ別生存率

メラノーマはリンパ節転移や遠隔転移、原発巣の大きさなどの指標によってステージが分けられています。ステージ分類はがんの進行度合いを表していて治療方針を決めるうえで重要な情報です。ステージによって生存率も変わってくるため、生存率とステージごとにがんがどのような状態なのかも合わせて解説します。

ステージ1

メラノーマのステージ1の生存率は95〜98%と高く、ステージ1はさらにAとBに分類されます。
ステージ1はリンパ節や遠隔転移がなくメラノーマの大きさも2mm以下で小さく、転移がないため、メラノーマを外科的手術で切除する治療が可能です。ステージ1で発見できた場合、早期治療が可能なため生存率が高くなります。

ステージ2

メラノーマのステージ2の生存率は70〜90%程度です。ステージ1よりも生存率は下がりますが、高い傾向にあります。ステージ2は遠隔転移やリンパ節転移がないものの、メラノーマ周囲の組織に浸潤していて広がっている状況です。このまま放っておくと血管やリンパ節にまで浸潤して転移する可能性が高まるため、早期の治療が必要になることが少なくありません。
ステージ2では外科的な手術が主な治療法ですが、化学療法が手術後の補助的な治療で用いられる場合もあります。

ステージ3

メラノーマのステージ3の生存率は40〜70%程度です。ステージ1やステージ2と比べて生存率が下がります。ステージ3からはメラノーマ周囲の組織にだけ浸潤しているのではなく、リンパ節への転移があるからです。リンパ節への転移があるステージ3は原発巣のメラノーマがどのような大きさであれ、リンパ節への転移があった場合ステージ3に分類されます。
リンパ節に転移した場合、リンパ節を伝って全身に広がる可能性が高いです。リンパ節転移はセンチネルリンパ節生検で検査して確認します。ステージ3も外科的手術がメインですが補助的に化学療法を用います。

ステージ4

メラノーマのステージ4の生存率は15〜20%程度です。ステージ4ではリンパ節転移に加えて遠隔転移している状態を指します。
遠隔転移していると治療が難しくなり、生存率が下がりますが近年、新しい薬物療法が出てきて生存率が改善しつつあります。全身に転移した場合、外科的手術は困難になるため、薬物療法が主流で放射線治療も選択肢の1つです。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。