決別、そして感じる幸せ
結婚とは、お互いを尊重しながら、うれしさも悲しみも共有していくことだと思う。でも、私には向き合わず、自分の都合の良いように私を操ろうとしていた彼は、きっと結婚しても自分勝手に感情を押し付けるだけだっただろう。
失恋の痛みあるけれど、後悔はない。私の話を聞いて助言し、最後まで見守ってくれていた康子には感謝しかない。
すべてが終わり、2人と合流した。康子はわずかに震える私に気が付き、ぎゅっと手を握ってくれた。
「がんばった、えらいよ!えりかはすごい!」
康子のぬくもりに、我慢していた涙がこぼれた。
「康子、ありがとう。私、頑張るから。タツキ、新しいおもちゃ、買って帰ろう!」
タツキが「やったー!」うれしそうにはしゃぐ。私は前を向いた。私の人生は、まだ、始まったばかり。いつか必ず、本当の幸せを手に入れて見せる。
あとがき:本当の終わり、そして始まり
えりかの勇気と成長を描いた物語もいよいよ完結。隆司が別れを告げられた途端に態度を豹変させたのは、彼がえりか自身ではなく、「自分を愛し、支配できる存在」を求めていたからでしょう。失恋の痛みを感じつつも、一歩踏み出したえりかの姿は、希望と勇気をもらえますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

