ニコチン性口内炎の前兆や初期症状について
ニコチン性口内炎の初期症状は硬口蓋に赤い発疹が現れることです。
発疹は時間の経過とともに白色に変化し、次第に厚みを増して硬くなります。
一般的な口内炎とは異なり、ニコチン性口内炎では強い痛みが生じにくい点が特徴です。
痛みなどの自覚症状に乏しいため、歯科検診や別の理由で口腔内を観察した際などに初めて見つかることもしばしばあります。
初期症状を見逃すと粘膜の変性が進行して、びらんや潰瘍ができ、口腔がんへ進展するリスクも高まります。
このため、喫煙習慣のある方は定期的な口腔内のチェックが重要です。少しでも口腔内に赤や白い病変を見つけた場合や痛みを感じた場合は、早急に医療機関へ受診することをおすすめします。
ニコチン性口内炎の検査・診断
ニコチン性口内炎は、硬口蓋における赤みや白みをともなう発疹の有無によって診断します。喫煙習慣の有無や1日の喫煙本数、喫煙年数なども重要な判断材料となるため確認します。
口腔内の白い病変が長期間持続している、潰瘍やびらんをともなう場合はがんを懸念するため、組織の一部を採取して病理検査をおこなうことがあります。
また、CRPや白血球数など、炎症の程度を評価するための血液検査をおこなうこともあります。総たんぱくやアルブミン値の測定も全身的な栄養状態を確認するために重要です。

