ニコチン性口内炎の治療
ニコチン性口内炎の治療において重要なのは禁煙です。原因となる喫煙を止めることで口腔内の環境改善を目指します。
完全に禁煙することが難しい場合でも、喫煙本数を徐々に減らすことで症状悪化の予防につながるため、まずは喫煙習慣を見直すことが大切です。
ニコチン性口内炎の経過中に口腔がんが発見された場合は、手術や放射線治療、化学療法などの治療を要することがあります。症状が長引く場合や悪化する場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
ニコチン性口内炎になりやすい人・予防の方法
ニコチン性口内炎になりやすい人は喫煙習慣がある人です。1日の喫煙本数が多く長年にわたって喫煙している、いわゆるヘビースモーカーの場合はより注意が必要です。
また、喫煙と飲酒を同時にする習慣がある人も、たばこの発がん性物質がアルコールに溶け出すため発症のリスクが高まるとされています。
ニコチン性口内炎の予防法は禁煙です。たばこをやめることで口腔内環境の改善が期待でき、発症リスクを減らせます。すぐに禁煙が難しい場合でも、喫煙本数を減らすことが重要です。
禁煙補助薬の適切な活用や禁煙外来の利用も効果的な選択肢といえます。
ほかにも、口腔内を清潔に保つことも重要な予防策です。とくに喫煙後のうがいは口腔内に付着したたばこの有害物質を洗い流し、乾燥した口腔内を潤すことに役立ちます。
そして定期的な歯科検診も予防において重要です。口腔内の変化を早期に発見することは重症化の予防になるため、喫煙習慣がある場合は日頃から口腔内を観察しましょう。
少しでも異変を感じたら早めに医療機関を受診することが望ましいです。
関連する病気
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咽頭癌
アフタ性口内炎褥瘡性潰瘍
白板症参考文献
谷池直樹他「ニコチンガムの不適切な使用によって生じたと考えられた難治性口腔粘膜潰瘍の1例」
岡山大学病院薬剤部「薬の窓口」
丹波篠山市「「口腔がん」のリスクは1日2回の歯磨きで3割減らせます」

