ドイツ・デュッセルドルフ在住でフリーアナウンサーの小山瑶さんが、現地で暮らすからこそ得られるディープで旬な情報を教えてくれる連載。アナウンサーそしてジャーナリストとしての視点を交え、ドイツの情報をいろんな角度からお届け。今回はドイツの旬な食材を使った、美味しいレシピを教えてくれました。
フリーアナウンサー 小山瑶の海外生活 in Germany
Epi.34「ドイツの食卓を。<春〜初夏編>
ホワイトアスパラガスにルバーブ、美味しい食材をアレンジ。」
6月に入ると日照時間が長くなり、日に日に日差しが強くなってきたドイツ。旬の美味しい食材もスーパーに並びはじめ、目に映る彩りが鮮やかになり買い物が楽しくなる時期になりました。ドイツでは日本のように便利なコンビニや惣菜店などが充実していないので、毎日いかに美味しいものを作れるかが勝負! なんてことを思いながら過ごしています。
さて今年は、ドイツはサッカーの欧州選手権(EURO2024)の主催地となっていて、この1カ月の期間は街中が盛り上がります。私の住むデュッセルドルフも会場のひとつ。思い返してみると、去年の夏から欧州選手権の垂れ幕が飾られていて、この夏はドイツ全土が非常にアツくなる予感。そんな今回は、この時期に採れる野菜や果物を使ったレシピを紹介したいと思います。日本やドイツにお住まいの方で、調理法が分からない、たくさんあってどうしよう? と困っている方、ぜひお家でも作ってみてくださいね。
“食用の象牙”や“白い黄金”の呼び名も
ドイツで人気のホワイトアスパラガス
これでもか! と並べられたホワイトアスパラガス。
ドイツ人がとにかく大好きなのが、ホワイトアスパラガス(シュパーゲル)。春になるとスーパーや露店に出現します。もう終わりの時期に差し掛かってしまいましたが、どうしてもご紹介したい野菜です。
年に一度の約2週間の収穫時期のあいだに、ドイツ人は1人当たり平均して1.5㎏のホワイトアスパラガスを食べるとされています。本数でいうと20本ほど。オランデーズソースとポテトを添えて食べるスタイルが一般的で、朝食から夕食まで多くの食卓に並びます。ホワイトアスパラガスはカロリーが非常に低い上に栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。ただ、食べ過ぎると痛風になるとも言われているので、過食には注意を! さらにアスパラガス酸と言われるガスが多く含まれていて、食後体内で分解されると硫黄臭の強い尿が出るとも言われています(これは人によるそうですが……)。グリーンアスパラガスより水分量が多く、太くさっぱりした味なのでどんどん食べてしまう魔性の春野菜です。
そんな旬なホワイトアスパラガスを使ったレシピをご紹介! 日本でもドイツにお住まいの方もぜひ作ってみてくださいね。

