
神山智洋(WEST.)、中村海人(Travis Japan)の共演によるドラマ「ミッドナイト屋台2~ル・モンドゥ~」が、7月31日からLeminoで独占配信された。9月11日に配信された第7話では、輝元(中村海人)の父で住職の輝徳(竹中直人)が引退を決意し…。(以下、ネタバレがあります)
◼️“新天地”横浜で華々しくスタートするつもりが…
“味覚を失ったシェフ”と“鋭敏な舌を持つ落ちこぼれ僧侶”が、寺の境内で「屋台」を営み、そこに集う悩みを抱えた客と共に新たな一歩を歩みだしていくハートフルグルメドラマ「ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~」。
新シーズンとなる「ミッドナイト屋台2~ル・モンドゥ~」では、味覚を取り戻した天才フレンチシェフ・翔太を神山、味覚には優れるものの料理は全くできない落ちこぼれ元副住職・輝元を中村が演じる。寺の境内を飛び出した2人が、夜の都会で屋台をオープンすることになるのだが、案内されたのは地下の駐車場で…というところからスタートした。
■輝元の父・輝徳が住職の引退を前に…
7話では、輝元の父で住職の輝徳が引退を決意。しかし、何か引っかかっている様子で、それを見た真耶(石田ひかり)が屋台に訪れたところからスタートした。
真耶は「ちょっと近くに用事があって…」と話すが、その様子はどちらかというとわざわざ訪れたよう印象。これを察知した輝元は「なにかあったの?」話を聞く。
■翔太と輝元は帰省
そんなタイミングでビルが停電することに。この事態を受けて寺の行く末が気になる2人は、屋台を休みにし、一度戻って輝徳の様子を見ようと決意するのであった。

久々の帰省に喜ぶ輝徳だったが、やはり何かに対して腑が落ちない様子。
その原因を妻・真耶は「寂しいとはちょっと違うはずなんだよね…」とコメント。親しい友人で熱心な檀家だった星野さんとのエピソードを明かした。
■輝徳を励まそうと2人は奮闘
そんな輝徳を元気づけようと、翔太と輝元はわざと失敗し、誰にでも失敗はあるということを伝えようとする。

しかし輝徳は「私を励ましに戻ってきてくれたんだね。でも、違うんだよ」と否定。これに対して輝元が「友人を救えなかったことが心残りなんでしょ?」と話すと「神も仏もいないという言葉が私の中で残っていてね…」と言ったのであった。
これに対して翔太は「俺たちは一生懸命やりました。でも、おじさんの傷を取り除くことはできなかった」「全てを救える完全無欠のヒーローなんていません」とコメント。2人がお客さんにコテンパンにされたことを引き合いに出し、悔いはあってもそれが人生ですと再び励ましたのであった。
これに対して輝徳は「全くもって生意気だよ」と言いつつ、2人に笑顔を見せた。
■2人が振る舞ったのは?
そして無事、輝元の弟・輝昌(大西利空)へと跡を継いだ輝徳。
後日、真耶とともに2人の屋台を訪れる。

そこで輝徳は「君達のおかげで無事に住職を引退することができました。本当にありがとう」と改めて感謝。
そして「私の煩悩を十分刺激してくれるものを食べたいね!」と高らかに声を張る。そんな翔太は、輝徳にミートボールを調理。

これには輝徳「煩悩の塊だ!」と大喜び。勢いよく「ウマい!」と口いっぱいにソースをつけながら食べていた。

■物語は予想外の展開へ
これを受けて輝元は「あんなに乱れた父さんを見たの初めてだったなー!」「偉大な住職であり、偉大な父だよ」としみじみと喜びを噛み締める。
最後には輝元のラジオに輝徳が出演し、自分の失敗に対してどう向き合ってきたかを語った。
◆文=於ありさ

