猫はなぜ袋が好き?
そもそも猫は、なぜ紙袋やビニール袋に惹かれるのでしょうか。
野生で暮らしていた猫にとって、暗くて狭いところは敵から襲われにくく、獲物を狙いやすい場所でした。そのため、本能的に暗くて狭い袋の中を好む傾向があります。
さらに、袋の「ガサガサ」という音は、虫やネズミなどの小さな動物が動く音に似ています。人間からすると、ときに不快にもなりますが、”優秀なハンター”である猫にとっては、狩猟本能をくすぐり、ほどよい刺激や興奮を与えてくれる音なのです。
袋に潜む危険3つ
猫にとっては絶好の遊び道具にもなる紙袋やビニール袋ですが、一歩間違えば命に関わる可能性もあります。
1.窒息・呼吸困難の恐れ
袋の中に入って遊ぶのに夢中で出られなくなったり、顔に袋が張り付いたりすると、窒息や呼吸困難に陥る可能性があります。特に、ビニール袋は素材の性質上、破れにくい上に顔や頭に張り付きやすいので注意が必要です。
2.パニックを引き起こす可能性
紙袋に入って出口が分からなくなったり、ビニール袋の持ち手が首や足に絡まったりすると、パニックを起こすケースがあります。走り回って壁にぶつかったり、高いところから落ちたりして大けがをすることも。
3.誤飲の危険性
猫がビニール袋や紙袋を噛んだり引っ掻いたりすると、破片が口に入ってしまうことがあります。これらは消化されることはないため、胃や腸に詰まって消化管の閉塞を引き起こし、命に関わる危険な状態になることもあります。

