射精障害の前兆や初期症状について
射精障害の症状も、種類によって異なります。
早漏や遅漏では、射精までの時間を自分の意志でコントロールしづらくなります。
明確な時間の基準はありませんが、自らの意志よりも短すぎたり長すぎたりする場合には、早漏や遅漏の可能性があります。
膣内射精障害が生じると、マスターベーションで射精できても、性行為で射精できなくなります。
逆行性射精においては、射精した感覚はあるものの、精液が膀胱内へ逆流して体外に放出される精液量が減少したり、射出されなくなったりするなどの症状がみられる場合もあります。
一般的に正常な精液量の目安は1.5ml以上とされており、1.5mlに満たない場合は逆行性射精の可能性があります。
いずれの射精障害も男性不妊症の原因となり得ます。
そのため妊娠しづらくなることも射精障害に共通する症状と言えるでしょう。
また、射精障害は勃起不全(ED)との関連性も指摘されています。
「勃起が不十分で満足に性行為を行えない」「勃起がすぐに萎えてしまう」などの症状がある場合は、射精障害を合併している可能性も考えられます。
射精障害の検査・診断
射精障害の診断では、問診や血液検査、尿検査などがおこなわれます。
問診では射精や性行為における悩み、糖尿病の有無などを確認します。
射精障害の種類によっては、性行為や普段のマスターベーションの方法について確認する場合もあります。
血液検査は、糖尿病の重症度を把握したり、男性ホルモンや性腺刺激ホルモンなどを測定したりするためにおこなわれます。とくにパートナーとの妊娠を希望している場合は、これらのホルモン値に異常がないかを確認し、射精障害の原因を調べることが重要です。
逆行性射精が疑われる場合は、尿検査も実施することが多いです。
射精した後の尿を採取して、精子が含まれているかを観察します。

