
働くなかで遭遇する災難や理不尽を、哀愁漂うタッチの漫画で発信する青木ぼんろさん(@aobonro)。青木さんの作品は、多くの人が経験した「あるある」シーンを描き、共感を呼んでいる。本稿では、サラリーマン生活を描いた漫画『恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活』のなかから、「席ガチャ」を紹介する。
■「隣でPC」に「涙」…作者が語る席ガチャのリアル



青木さんが電車座席で出会ったなかで一番強烈だったのは、「隣でパソコンを使っていた人」だという。「タイピングによって肘がガンガン当たってきて、何発かいいのもらいました」と、その苦い経験を語る。
「席ガチャ」に外れる率はどれくらいか尋ねると、「軽いのも入れれば週1くらいでしょうか(約10%くらいですかね)。電車に乗った瞬間に状況確認して、ヤバそうな席は回避するようにしていますが、車内ではガチャは何度も引かなければならないですからね」と、そのリアルな状況を明かした。
周囲で「席ガチャ」に外れている人を見たときはどんな気持ちになるかという問いには、「やっぱり切ない気持ちになりますよね。この前、大ハズレを引いているおばあちゃんを見たときに涙が出ました…」と、共感性の高さを伺わせるエピソードを披露した。
さて、明日の通勤電車の「席ガチャ」は、いかに——。今後も“恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない”けれど、どこか一大事にも感じるサラリーマン生活に注目だ。
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