毎月・毎年かかる「維持費」の目安

生活が始まると、毎月のドッグフード代やトイレシートなどの消耗品代が必ず発生します。また、春から秋にかけてはフィラリア症やノミ・ダニを予防するための薬代が毎月かかります。
これらは病気を未然に防ぐための必要経費です。さらに、トイプードルのような毛が伸び続ける犬種の場合は、1〜2ヶ月に一度のトリミング代も予算に入れておかなければなりません。
これらの維持費は、一度きりの支払いではなく「愛犬が生きている限りずっと続くもの」として、家計の中にしっかりと組み込んでおく必要があります。
節約してはいけない「3つの出費」

質の良い食事
食事は犬の体を作る基礎となります。あまりに安価なフードは、本来の栄養バランスが損なわれていたり、添加物が多く含まれていたりすることがあります。
質の悪い食事を続けていると、毛並みが悪くなるだけでなく、皮膚トラブルや内臓の病気を引き起こすリスクが高まります。
病気になってから通院や手術で大きなお金を払うよりも、日々の食事に投資して健康な体を維持する方が、愛犬の幸せにとっても飼い主の財布にとっても賢い選択と言えるでしょう。
予防医療と定期健診
「元気そうだから病院には行かなくていい」と考えるのは禁物です。犬は言葉を話せないため、痛みや体調不良を隠す習性があります。
狂犬病やワクチンの接種、フィラリア予防などを怠ると、命に関わる重篤な事態を招きかねません。年に一度の定期健診を受けることで、病気を早期発見できれば、治療費を最小限に抑え、完治する可能性も高まります。
予防医療をケチることは、後に多額の治療費を払うリスクを抱えることと同じなのです。
冷暖房費(光熱費)
日本の夏は非常に高温多湿で、毛皮を着ている犬にとっては過酷な環境です。特に室内で留守番をさせる際、電気代を節約するためにエアコンを消してしまうと、熱中症で命を落とす危険が非常に高いです。
冬場も同様に、寒さに弱い犬種には暖房が必要です。光熱費を惜しんで愛犬を病気にさせてしまっては本末転倒です。犬が快適に過ごせる室温(20〜25度程度)を保つためのコストは、犬を飼う上での「最低限の生活費」として割り切る必要があります。

