
Instagramで5.9万人ものフォロワーを魅了している暁龍(@ankomugio)さん。彼が描くのは、先住猫の「あんこ」と、後からやってきた「麦」が織りなす、騒がしくも愛おしいリアルな日常だ。
トイレ事件や小競り合いなど、猫飼いなら思わず「あるある」と頷いてしまうエピソードがコミカルに描かれる本作。しかし、その根底には「体が弱かった麦との毎日を忘れないように」という、切実で温かな願いが込められている。
■「一目惚れ」から始まった、穏やかなイケメン・麦との生活


里親募集サイトで麦の写真を見た瞬間、心を奪われたという暁龍さん。実際に会ってみると、人見知りもしないフレンドリーな性格で、イメージ通りの「イケメン」だった。
現在のあんことの関係は、まるで姉と弟。あんこの方が5カ月ほど先輩だが、本気の喧嘩は一度もない。麦は力も強くリーチも長いが、性格が穏やかなため、遊びのバトルでも最終的にはあんこに勝ちを譲る。そんな不器用な優しさが、読者の心を掴んで離さない。
■「腕の中へ車庫入れ」 飼い主だけが知る、猫たちの無防備な素顔
暁龍さんが語る、猫たちの愛らしい仕草には独特の表現が光る。特に、麦が毎日腕枕を求めてやってくる様子は、まるで「車庫入れ」のようだという。
「腕を差し出してやると、くるくる回って車庫入れするところが好きですね。眠りが深くなると力が抜けて、しっかりもたれてくるのも愛おしいです」
また、普段は「大人」な顔を見せるあんこも、寒い時期には布団へ潜り込み、飼い主のお腹の上で赤ちゃんのように甘える。外では見せないそのギャップこそが、猫と暮らす最大の醍醐味と言えるだろう。
■「次の猫は迎えられない」 限りある時間だからこそ、描き続ける
暁龍さんは、自分たちの年齢を考え、今いる3匹(あんこ、麦、まる)が「人生で最後の猫」になると決めている。だからこそ、特別なイベントではない「ごく普通の毎日」を記録することに情熱を注いでいる。
デジタル移行期の練習として始まったこの漫画は、今や暁龍さんと猫たち、そして多くのフォロワーを繋ぐ大切な絆となった。ブログでは猫の話以外にも、昭和の思い出や人間たちの体験談も発信中だ。
取材協力:暁龍(@ankomugio)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

