安全に楽しむためのポイント

雪中キャンプでは、撤退する勇気も必要です。
- 積雪と倒壊: 寝ている間に雪が降り積もると、テントの重みでポールが折れたり、窒息の恐れがあります。こまめな雪かきが必要です。
- 着替えの確保: 雪で服が濡れると、急激に体温が下がります。下着まで含めた予備の着替えを多めに用意し、常に「乾いた状態」を保つようにしてください。
- 天候チェック: 爆弾低気圧や強風が予想される場合は、潔くキャンセルしましょう。冬の山を甘く見ないことが、キャンプを楽しむ最大のコツです。
ストーブを使った快適なキャンプ生活

雪中キャンプを「修行」ではなく「娯楽」にするためには、暖房器具の活用が鍵となります。
ストーブ選びのポイントと使い方
初心者におすすめなのは、扱いが比較的簡単な「石油ストーブ」です。家庭用を代用することも可能ですが、振動に強いキャンプ専用モデルが安心です。上級者になると「薪ストーブ」という選択肢もありますが、煙突の設置や火の管理にコツがいるため、まずは石油ストーブやガスヒーターから始めるのがスムーズでしょう。
いずれの場合も、テントの幕体に直接熱が当たらないよう配置し、可燃物からは十分に距離を取るようにしてください。また、一酸化炭素中毒を防ぐため、必ず「一酸化炭素チェッカー」を設置し、こまめな換気を徹底しましょう。
暖かさを確保するための工夫
ストーブの熱は上の方に溜まってしまいます。これを効率よく循環させるために、テントの天井付近に「サーキュレーター(またはファン)」を設置しましょう。これだけで足元の温度が劇的に変わります。
また、就寝の数十分前に「湯たんぽ」をシュラフに入れておくと、朝までぐっすり眠ることができます。電気毛布を使えるポータブル電源があれば、さらに安心感が増します。

