緒形家三代で更新する大河ドラマ出演
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緒形直人と緒形敦のニアミス共演ということでいえば、2019年配信のドラマ『MAGI -天正遣欧少年使節-』(Prime Video)が記念すべき初共演作ということになるだろう。
日本史上、初の公式ヨーロッパ訪問団である少年使節の一人、千々石ミゲルを緒形敦が演じ、緒形直人は豊臣秀吉を演じた。同作でも直接的な共演場面があったわけではない。
ただ興味深いことに、この作品でも緒形敦は手元の明かりで暗がりを照らすショット内で際立っていた。どうやら緒形敦の演技は、常に暗がりから徐々に輪郭をはっきりさせる傾向にある。さらに父・緒形直人が豊臣秀吉を演じたことから、こんな作品間の連動もある。
今年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合)は、豊臣秀吉とその兄弟たちの共闘を描く。その中で緒形敦が織田信長の甥・織田信澄役を演じることが発表されている。
織田信長は豊臣秀吉を取り立てた人物。1992年の大河ドラマ『信長 KING OF ZIPANGU』で織田信長役を演じたのが、25歳の緒形直人だった。彼の父・緒形拳は『太閤記』(1965年)で豊臣秀吉を演じた(1982年の『峠の群像』でも主演)。緒形家三代で更新する大河ドラマ出演史がダイナミックに流動している。
<文/加賀谷健>
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【加賀谷健】
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役
“イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。
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