
治療前の「扁平(へんぺい)母斑」(よしクリニック提供)
【画像で見る】「えっ…知らなかった」 これが保険適用で「レーザー治療」できる5種類の“あざ”です!
生まれたばかりの赤ちゃんや小さな子どもにあざを見つけたとき、「いつか消えるかも」「まだ小さいから様子を見よう」と考える保護者は少なくありません。しかし実は、多くのあざが保険適用でレーザー治療できることをご存じでしょうか。保険で治療が可能なあざの種類や治療法などについて、よしクリニック(東京都練馬区)院長で日本レーザー医学会レーザー専門医、小児形成外科指導医、日本形成外科学会形成外科専門医の中野貴光さんが解説します
保険適用で治療できるあざは5種類
保険で治療が可能なあざは5種類です。順番に紹介します。
【保険で治療できるあざの種類】
■青いあざ
・異所性蒙古斑
腕や足、背中などお尻以外の場所にできる青いあざです。
・太田母斑(おおたぼはん)
おでこや頬など、顔にできる青みがかったあざです。
■茶色いあざ
・扁平(へんぺい)母斑
カフェオレのような茶色で平らなあざです。
■赤いあざ
・いちご状血管腫
イチゴのように盛り上がった赤いあざです。多くは生後1~2週頃に赤い色が出てきて、徐々に盛り上がっていきます。通常1歳を超えると平坦化していきます。
・単純性血管腫
平坦な赤いあざです。額にある場合はサーモンパッチ、首の後ろにある場合はウンナ母斑と呼ぶこともあります。生まれつき存在し、サーモンパッチやウンナ母斑は薄くなることもありますが、他の部位のものは自然に消えることはありません。
これらは全て、適切な条件下で「保険適用」による治療が可能です。
あざの種類に応じた専門レーザー治療
当院では、あざの特徴に合わせて2種類の専門機器を使い分けています。
■Qスイッチルビーレーザー
メラニン色素に吸収されやすい波長で、青いあざや茶色いあざの治療に最適化されたレーザーです。「Qスイッチ」という方法でごく短時間照射することで、周囲の正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えながら治療を行います。
■VbeamIIレーザー
血管内のヘモグロビンに反応することで、赤いあざの原因となる血管に作用するレーザーです。
