なぜ早期治療が重要なのか
レーザー治療において「早期開始」が良い結果につながる理由が3つあります。
(1)範囲が小さく済む
いちご状血管腫以外のあざは成長とともに周りに広がるものではありませんが、体が成長するとその分、皮膚が伸びて大きくなります。早い時期であればレーザーを当てる範囲が小さく済むため、治療の痛みや時間も少なく済みます。
(2)非常に効きやすい
赤ちゃんは肌が薄く、まだあまり日焼けをしていないのでレーザーが届きやすく、治療の効果が出やすくなります。弱い出力でも高い効果が出るため、合併症のリスクも低く抑えることが可能です。成長すると外遊びや習い事、部活で日焼けしていることも多く、レーザーを行う前にまずしばらく遮光をする必要が生じるなど、治療が困難になるケースが多く見られます。
(3)嫌なことを忘れてくれる
大きな理由がこの3番目です。レーザー治療は、麻酔クリームや麻酔シールを貼ってもある程度の痛みを伴いますし、安全に治療を行うためには動かないように抑える必要があります。成長すると、治療に非協力的になることが多いのですが、赤ちゃんはすぐに忘れてくれるため、嫌な記憶も残りません。
「様子を見る」前にまず相談を
「まだ小さいから…」「もう少し大きくなってから…」と思う気持ちはよく分かります。「小児科や産婦人科で消えるかもしれないから様子を見たら」といわれることもあるかもしれません。
しかし、あざの種類や状態によっては、早期治療が将来の見た目に大きな差をもたらすことがあります。まずは専門医による正確な診断を受けて、そのあざが「どのような種類なのか」「治療が必要なのか」「いつ治療を始めるのが最適なのか」といったことを確認することから始めるのをお勧めします。
