
竹内涼真が主演、井上真央がヒロインを務める「再会~Silent Truth~」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系/TVerにて配信)の第6話が2月17日に放送。23年前の事件を追及され、淳一(竹内)がそこで起こしたことを告白した。(以下、ネタバレを含みます)
■小学校の同級生4人の宿命的な再会から始まるヒューマンラブミステリー
本作は、横関大氏の江戸川乱歩賞受賞作「再会」を連続ドラマ化。大切な人を思う気持ちが思いがけない真実につながっていく、宿命的な再会から始まるヒューマンラブミステリー。
竹内演じる主人公は、神奈川県三ツ葉警察署の刑事・飛奈淳一。小学生の頃の同級生3人と誰にも言えない秘密を共有する。
その同級生3人を演じるのが井上、瀬戸康史、渡辺大知。井上は、現在は美容室「Ma saison」を経営する美容師で、小学生の息子と暮らしている岩本万季子役。瀬戸は、万季子の元夫で一級建築士の清原圭介役、渡辺は名士の息子で、現在は地元の再開発を担当する「サクマ土地開発」の専務・佐久間直人役だ。
淳一ら男3人は、男勝りで姉御肌な万季子に恋心を寄せていたという淡い関係でもある。そんな彼らが、佐久間の兄が殺された事件をきっかけに“再会”を果たす。
また、北香那が淳一と同居中の恋人・今井博美役、段田安則が神奈川県警三ツ葉警察署の署長・小杉房則役、江口のりこが淳一とバディを組んで殺人事件を捜査する神奈川県警捜査一課の刑事・南良理香子役で出演。
■23年前の罪を直人が知っていたことに動揺する淳一
直人の兄であるスーパー店長が殺害された事件。凶器の拳銃は、23年前の現金輸送車強盗事件で殉職した巡査・清原和雄(弓削智久)のものと判明。その拳銃は、23年前にこつ然と消えたとされていたが、真相は和雄の遺体の第一発見者となった小学生の淳一たち4人が持ち去り、タイムカプセルに埋めたのだった。それが彼らの共有する秘密。
ただ、そこにはさらなる秘密があったことが前回のラストで描かれた。兄を射殺したと自供し、拘留されている直人の元に刑事として違反ながらも会いに行った淳一に、直人は23年前に淳一が拳銃で人を撃ったのを見ていたと打ち明けたのだ。
直人は「今まで胸に閉じ込めておいたこと、これからもずっと閉じ込めておく。淳一のこと、僕が守るから」と言った。
激しく動揺する淳一。出勤してきて、署の入り口で中に入ろうとしても足が進まない様子がそれを物語る。そのとき、署長の小杉が「ちょっと話せるか」と声を掛けた。
■動揺と葛藤が淳一の表情に浮かび上がる
同級生が被疑者となった心情を思いやり、「私もつらいよ」と発した小杉。それに淳一は「えっ」と反応した。小杉は、23年前の事件当時、三ツ葉警察署の警務課にいて、第一発見者だった淳一たちが保護された姿を見ていた。そのときに「尋常ではない体験をした4人の子供たちの未来が、明るいものであってほしい」と願った小杉には、警察官になった淳一と再会したことが感慨深いものだったのだ。
小杉は「同級生が罪を犯すなんてことは受け入れがたいと思うが、警察官としての職務をしっかり果たしてほしい」と告げた。
また、バディを組む南良に呼び出され、拳銃は兄が森で拾ったという直人の供述など、鋭い疑問にも直面した淳一の表情は、ますます緊張したものになっていた。
夜、悪夢にうなされて起きた淳一は、洗面所で執拗に手を洗う。息も荒くなっていた。落ち着かせようとノンカフェインのドリンクを作ってくれた博美に、淳一は「(刑事に)ほんとはなっちゃいけなかったんだ。罪を犯した人間だから」と、ふと漏らした。
■23年前の事件の検証で、ついに淳一が罪を明かす
スーパー店長殺人事件の日のアリバイが崩れた万季子との距離感を含め、淳一の動揺、葛藤を表現する竹内涼真の演技のすごみ。それはラストでさらに圧巻のものとなった。
事件解明の鍵を握るのは拳銃だと確信した南良が、23年前に和雄の遺体を発見したときの状況を検証したいと、淳一と直人、万季子、圭介を招集した。
和雄を見つけるまでの道を先導する淳一。忘れられない、頭の中にこびりついている当時の様子があらためてよみがえり、ひりついた空気をその身にまとわせる。
遺体があった場所にたどり着き、橋の上に並ぶ淳一たちを南良が見上げる立ち位置となった。4人がそれぞれいた場所、銃声の数など、南良がひとつひとつ確認する状況と、疑問に答えていく。圭介、万季子に続き、直人の証言のとき、淳一の視線が動いた。自分が証言する番には、かすかに震える声。どんどん緊張が高まっていくのが分かった。
そして、4人の証言をもとに、当時の様子をつめていく南良。浮かび上がったのは、強盗犯をしとめたとされる5発目の銃声が和雄のものではなく、別の人物が撃った可能性だ。
南良が鋭い推理を展開し、その矛先が淳一に向く。息があらくなり、顔には冷や汗。座り込んだ淳一は咳き込む。そして、「俺が撃ちました」と、23年間抱えていた秘密を明かした。
2025年秋クールの「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)、Netflixの配信映画「10DANCE」と大きな反響を呼んできた竹内が、また新たに真骨頂の演技を見せた。SNSには「ラスト10分の淳一、今まで自分が見てきた竹内涼真さんの演技の中で間違いなくベストだった」「圧倒された」「うますぎて心臓ぎゅっとなった」「竹内涼真の演技が今回は鳥肌レベルで感動した回だったな」「竹内さんの演技がすごくて震えました」といった声が上がった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

