「タイムズカーでペット同乗らしき利用を見かけた」
写真とともに、そんな投稿がXにされて波紋を広げている。写真には、駐車場に停車中の自動車のそばで、ペットを連れているように見える2人の人物が写っていた。
この投稿には「規約違反では」「トイプードル乗せているタイムズカーを見たことがある」など、さまざまなコメントが寄せられている。
カーシェア大手「タイムズカー」の運営会社は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、ペットの同乗は禁止していると回答した。もしペットを同乗させた場合、どのような対応が取られるのだろうか。
●約款で「ペット同乗」を明示的に禁止
運営会社によると、タイムズカーの「貸渡約款」第22条では、「カーシェアリング車両にペットを同乗させること」を禁止事項として定めている。
また、公式サイトの「ルールとマナー」のページでも、「ペットはケージに入れても同乗は禁止です」と明記している(ただし、盲導犬や介助犬、聴導犬は除く)。
ここでいう「ペット」には、犬や猫に限らず、ウサギ、ハムスター、鳥類、爬虫類なども含まれ、種類を問わず一律で同乗は禁止されているという。
●違反した場合は「会員資格」の停止や取消しも
ペット同乗が確認された場合の対応について、運営会社の広報担当者は「貸渡約款の禁止事項に該当するため、約款違反として会員資格を停止または取消しとします」と説明する。
今回話題となったSNS投稿について、運営会社は「把握しています」と回答。そのうえで個別案件への具体的な言及は避けつつ、「本件に限らず、規約違反の可能性があるものにつきましては、事実確認・検証をおこなったうえで厳正に対処いたします」としている。
カーシェアは不特定多数の利用者が同じ車両を利用するサービスだ。
投稿には「動物アレルギーの家族が乗ったら病院行きになる」といった声も寄せられた。アレルギーや衛生面への配慮という観点からも、定められたルールを守ることが、利用者全体の安心につながるといえそうだ。

