「ストレスで手が震える」症状は女性に多い?
手の震えが女性に特別多いとする明確なデータは乏しく、本態性振戦は男女ともにみられる病気です。一方で、うつ病や不安障害は女性に多く、心理的ストレスや自律神経の乱れに伴う震えが女性で目立ちやすい可能性が指摘されています。
更年期のホルモン変化や鉄欠乏性貧血、甲状腺機能異常など女性に多い疾患でも震えや動悸が生じ得ます。このため「ストレスだけ」と決めつけず、内科や婦人科で相談しておくと安心です。
すぐに病院へ行くべき「ストレスで手が震える」に関する症状
ここまでは症状が起きたときの原因と対処法を紹介しました。応急処置をして症状が落ち着いても放置してはいけない症状がいくつかあります。以下のような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。
ストレスで手が震えて片側の手足が動かしにくい症状がある場合は脳卒中の可能性あり 脳神経外科・脳神経内科へ
ストレスによる震えと思っても、脳卒中や重症感染症などの緊急疾患が隠れている場合があります。片側の震えや顔の歪み、ろれつ不全があれば脳血管障害が疑われ、高熱や悪寒を伴うなら重い感染症も考えられます。また胸痛や冷や汗を伴う突然の震えは循環器疾患の恐れがあり、早急な受診が欠かせません。
急激な変化の際はストレスと決めつけず、直ちに医療機関へ相談してください。
病院受診・予防の目安となる「ストレスで手が震える」ときのセルフチェック法
・震えが数週間以上続いている、または徐々に強くなっている場合
・コップを持つ、字を書くなど日常の動作に支障が出てきた場合
・安静時にも震えが目立つ、片側の手だけ震える場合
・動悸や体重減少、発汗過多、下痢など他の症状を伴う場合
・不安感や抑うつ、睡眠障害が続き、生活全体に支障が出ている場合

